土日祝日の市バス「106直」系統にご注意 “国文前”に停まりません

 神戸市交通局は土日・祝日の市バス106系統を4月28日から増便した。ところが、増便した4本はJR六甲道、阪急六甲と六甲ケーブル下しか停まらない直行便のため、神大国際文化学研究科前では下車できない。土日の部活などで利用するときは注意が必要。行き先表示の系統番号は「106直」で、11月30日まで運行。

 増便されるのは土・日祝ダイヤで、北行き阪急六甲発の場合は、10:40、11:40、17:45、18:45の4便。六甲山に向かう観光客の利便性を考え、
  北行き=JR六甲道→阪急六甲→六甲ケーブル下
  南行き=六甲ケーブル下→阪急六甲→JR六甲道
の直行便だ。行き先表示の系統番号は「106直」。

 もともと106系統は、2016年4月に新しくできた路線で、JR六甲道を出発した北行きは、16系統が阪急神戸線沿いを東進するのと違い、踏切を渡って北上し、六甲登山口を右折。高羽交差点で16系統の路線と合流し、高羽町、神大国際文化学研究科前(旧神大国際文化学部前)、鶴甲南、鶴甲2丁目、鶴甲4丁目に停車し、六甲ケーブル下に向かう。
 逆に、六甲ケーブル下を出発した南行きは、鶴甲4丁目、鶴甲2丁目、鶴甲南、神大国際文化学研究科前と進み、高羽小学校前、六甲登山口、阪急六甲、六甲口(降車専用)からJR六甲道に向かう。

 通常の「106」系統なら神大国際文化学研究科前に停車するが、「106直」系統は停車しないのでご用心。そのまま六甲ケーブル下までノンストップなので、とぼとぼ坂道を1キロメートル余り下ることになる。

 神戸交通局運輸サービス課によると、神戸市バスは毎年度4月1日から、鉄道のダイヤ改正や乗客の利用状況に合わせてダイヤ改正を行なっているが、今年度は平日ダイヤのみを5月1日から、土日ダイヤを4月28日から改正したという。<渡邊志保>


(写真:通常なら神大国際文化学研究科前に停まる「106」系統だが「106直」は停まらないのでご注意)

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