５月１１日におこなわれた近畿学生野球春季リーグ最終節第３戦で、神戸大硬式野球部は大工大と対戦し３?４で敗れ１、２部入れ替え戦に回ることになった。５月２１日、２２日の両日、豊中ローズ球場で２部１位の大阪大谷大と対戦する。

　５月１１日の最終節第３戦、神戸大は、主将・浅妻が初回に左越の本塁打でまず先制。


　（写真：浅妻の先制のホームラン　近畿学生野球連盟提供）
　しかし、４回表に大工大は、二ゴロの間に３塁走者が帰って同点に。
　７回表、大工大の松下の中前適時打でまず１点。1死２．３塁から田中建の右線適時打で、さらに２点。神戸大１?４と３点を追う展開に。
　その裏、神戸大の猛追が始まった。２死満塁から、主将・浅妻の打球が遊撃手の失策を誘い１点追加。なおも２死満塁から４番・大久保が死球押し出しでさらに１点。神戸大は３?４まですがったが、反撃もここまで。
　大工大は１９５３年秋季以来、１３１季ぶり２回目のリーグ優勝。一方、神戸大は最下位が決まり、２部との入れ替え戦に臨むことになった。
　５月２１日、２２日の両日、神戸大は豊中ローズ球場で２部１位の大阪大谷大と対戦する。
＜津田友弘＞

▽近畿学生野球　２０１９年春季リーグ　最終節
　
第１戦（５月１日　大阪・南港中央球場）
　大工大　０００　１０２　００４＝７
　神戸大　０２１　０００　０００＝３

第２戦（５月２日　大阪・南港中央球場）　
　神戸大　１００　００１　０５０　２＝９
　大工大　３２０　０００　０１１　１＝８

第３戦（５月１１日　豊中ローズ球場）　
　大工大　０００　１００　３００＝４
　神戸大　１００　０００　２００＝３

＜5月１１日確定＞
　１位　大工大　９勝４敗０分　勝ち点４　勝率0.692
　２位　和歌大　８勝５敗０分　勝ち点３　勝率0.615
　３位　大市大　６勝７敗０分　勝ち点３　勝率0.462
　４位　奈学大　６勝６敗０分　勝ち点２　勝率0.500
　５位　阪南大　５勝８敗０分　勝ち点２　勝率0.385
　６位　神戸大　４勝８敗０分　勝ち点１　勝率0.333
　　※神戸大は入れ替え戦へ。

【訂正】大市大と奈学大の順位が入れ替わっていました。訂正します。　2019年5月11日 21:50。

了