◇関西学生大会(26日・王子スタジアム)
○神戸大16-10龍谷大●
神戸大アメリカンフットボール部レイバンズは26日、アメフト関西学生リーグの関西学生大会で龍谷大と対戦し、16-10で勝利した。
第1Q開始6分、RB西田祐希(工・4年)が30ヤードランし、タッチダウン(TD)。神戸大が先制する。続いてトライフォーポイント(TFP)のフィールドゴール(FG)も成功し、1点を追加。第1Q残り20秒、敵陣14ヤード地点からの攻撃で、QB是澤太朗(法・4年)からTE横川大真(経済・3年)へパスが通り、8ヤード獲得。ゴールライン目前に迫り、第1Qが終了する。続く第2Q開始直後、RB森分優人(海事・2年)がランでTD。TFPも成功し14-0に。しかし第2Q中盤、龍谷大の得点を許し、さらに残り3秒で自陣25ヤードからFGされ、14-10で前半を終える。
後半は苦しい場面が続いた。第3Q序盤、RB西田が相手選手にタックルし、セーフティーで2点を獲得。第4Q開始1分、敵陣13ヤード地点に迫り、FGでの得点の機会をつかむがペナルティを取られ、10ヤードの罰退。敵陣23ヤード地点から再びFGを試みるものの外れ、得点できず。その後は両者無得点のまま16-10で試合終了を迎えた。
【選手コメント】
▽主将中谷建司(法・4年)
前半のオフェンスの勢いとディフェンスもしっかり(相手を)止めることができたのが勝因だと思う。(11日の)関学戦もそうだったが、後半に点を入れられて接戦になってギリギリで止める形になった。集中力を持続することと、相手(のペース)に合わせないことが課題だったが、この試合も(関学戦と)同じで逃げ切りという形になってしまった。勝てたのは良かったが、内容が悪かった。チームの課題はまだまだ山積みで秋までに完成させないといけない。秋のシーズンにはチームが完成している状態で挑み、全勝して日本一になれるチームにしていきたい。
▽OL宮崎敦也(経営・4年)
龍谷大は怖がらずにどんどん当たってくるタイプ。今季は相手にしっかり当たって勝つところにフォーカスしてやってきた。(今日の試合は)早い段階で点を取れた後も、相手を圧倒し続けることができなかった。勢いを止めずに相手を圧倒するくらい攻撃し続けることが課題。TDを始めに2回取ることができたのを続けられるように、秋に向けてやっていく。
▽DB小倉京眞(経営・4年)
あまり勝った気がしていない。無駄な反則が多かった気がする。反則で(相手の)ロングドライブにつながったり、ビッグリターンがなくなってしまったりした。反則は最低限の部分。意識すれば変えることができるところかなと思うので、そこが反省点。まだまだ課題が多くあり、それを一つずつ潰していければ、伸びる余地のあるチームだと思っているので、期待していてほしい。
【第1Q】神戸大7-0龍谷大
【第2Q】神戸大7-10龍谷大
【第3Q】神戸大2-0龍谷大
【第4Q】神戸大0-0龍谷大
【試合結果】神戸大16-10龍谷大
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