神戸大マソック、演奏と劇で観客を魅了 大阪城ジャズフェス

 大学バンドを中心に17団体が出演する「大阪城ジャズフェスティバル」が、6月22日(土)、23日(日)大阪城野外音楽堂で開催された。神戸大学軽音Jazz「 KOBE Mussoc Jazz Orchestra(コウベ・マソック・ジャズ・オーケストラ)」は、浦島太郎のひょうきんパフォーマンスで熱演。観客からの喝采を浴びた。<永瀬裕也・前田万亜矢>


(写真:神戸大マソックは2日目の午後に登場 2019年6月23日午後 大阪城野外音楽堂で)

 11大学のバンドを含む14団体、ゲスト3組が出演した、大阪城野外音楽堂恒例の「大阪城ジャズフェスティバル」。神戸大マソックは、曇り空でしのぎやすい天気のもと2日目の午後に登場した。乙姫や海藻の衣装をまとった部員たちのユーモアあふれるステージに、会場は笑いに包まれた。この日は「Rhoda Map」に加え、「You Tell Me」を初披露。息の合った演奏と聴きごたえあるサックスのソロパートで観客を魅了した。

 大阪・茨木市から家族づれで訪れた能美君仁さん(32)は、「演奏に加え劇もあり、子どもと一緒に楽しめたのでよかった。サックスのソロも尖っていて、みなさん演奏も上手でしたね」と、休日を有意義に過ごせた様子。
 以前阪大でジャズを演奏していたという22歳の女性は、「神戸大マソックは今年も期待通り劇があった。毎年難しい曲を選んでいるが、今年もうまくまとまっていた」と高評価。


(写真:浦島太郎のストーリーを演じながらステージを展開させる神戸大マソック)

 好評だった神戸大マソックのステージ。1年生ながらテナーサックスのソロを担当した井上優佑さん(農・1年)は出番を終え、「初めて披露する曲があったけど、緊張せずにできた」と落ち着いた口調で語った。


(写真:2019年大阪城ジャズフェス実行委員長・片岡菜緒さんは、トランペットを担当。劇で演じた乙姫の衣装でパフォーマンス。)

 会場は、各バンドからのメンバーで結成された、関西セレクションバンドの演奏でフィナーレを迎えた。
 今年の実行委員長を務めた神戸大マソック所属の片岡菜緒さん(甲南大・3年)は、「今年は自分がやらなければうまくいかない、というプレッシャーもあり大変だった。だけど、運営に携わる経験ができてよかった」と、大役を終えて充実感あふれた表情。
 来年で30回目を迎える大阪城ジャズフェス。神戸大マソックがどんな演奏と劇を披露するのか注目だ。

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