神戸学生マンドリン連盟の第41回合同演奏会が6月22日、神戸文化ホール(中央区)の大ホールであった。総勢56人で計7曲を披露した。マンドリンを始め、マンドラ、マンドロンチェロ、クラシックギター、コントラバスで演奏。軽やかな音色を響かせた。
演奏会は3部構成。神戸大マンドリンクラブは第1部と第3部に出演した。第1部は甲南大と合同で2曲披露し、聴衆は軽快に、時に迫力を持って奏でられる演奏に聞き入った。
第3部は4大学合同のステージ。指揮を務めた大浦秀喜さん(工・3年)は、第3部2曲目の柴崎利文作曲「雲の行方」に注目してほしいと言い「曲の題名の通り、雲の流れをイメージしている。いろいろな雲の表情を見事に表現している」とアピールした。
大浦さんは「マンドリンは認知度が低い。これだけ強い音が出るとか、面白い音が出るということを知ってもらいたい」と話した。 演奏会に訪れた神戸大のOBは「きれいな曲が多くて感動した。特に『雲の行方』は迫力があって良かった」と感想を述べた。
神戸学生マンドリン連盟は、神戸大、兵庫県立大、甲南大、武庫川女子大の4大学のマンドリンクラブなどで構成される。来年6月20日にも芦屋市民センターのルナ・ホールで合同演奏会を開く予定。
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