神戸大の発達科学部人間表現学科・国際人間科学部発達コミュニティ学科に所属する、院生、学部生による「表現コンサート」が7月5日に行われた。今回はミュージカルメドレーにも初挑戦。ボカロ曲からクラシックまで幅広いジャンルで観客を楽しませた。<中島星翔>
(写真:ミュージカルメドレーは多くの観客を楽しませた。「『LALALAND』よりAnother Day Of Sun」 2019年7月5日鶴甲第2キャンパスで)
7月5日、鶴甲第2キャンパスのC111で行われた「表現コンサート」は、発達科学部人間表現学科、国際人間科学部発達コミュニティ学科のミュージック・アートコミュニケーションプログラムに所属する学生によるアート企画「神大Art Project」の一環。
コンサートは2部構成で、1部は音楽とダンスの融合、2部は演奏がメインだった。1部のミュージカルメドレーは初の試みで、『レミゼラブル』や『アラジン』のおなじみのメロディーで、観客と演奏者が一体となって盛り上がった。
2部の演目はバイオリンとフルート、ピアノで演奏するボーカロイドの楽曲「千本桜」から、ベートーベンの「ピアノ三重奏曲第4番『街の歌』」までバリエーションに富んだ選曲に、観客は聴き入っている様子だった。
客席で聴いていた出演者の妹と母親は、「お姉ちゃんの演奏が一番上手!」、「前のコンサートより更に良くなっていて次のコンサートに期待です」と笑顔で話した。また、知人の紹介で今回のコンサートを見に来たという70代の女性は、「今日退院して始めて遠出したんです。ずっとうつのような状態でしたが、今回のコンサートで若い力と元気をもらい、気分が晴れました」と穏やかな表情。
今回のテーマは、『星に願いを』。出演者がいずれもキラキラとステージ上で輝いていた。また、コンサートの開演前や休憩中には卒業生のタテヤマ リュウノスケさんの新曲「星に願いを」が客席BGMとして流れていて、雰囲気を盛り上げていた。
(写真:ミュージカルメドレー「『ライオンキング』より王様になるのが待ちきれない」)
了
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