【7月号掲載】レイバンズ 課題残る勝利

 神戸大アメリカンフットボール部レイバンズは5月26日、王子スタジアム(灘区)であったアメフト関西学生リーグの関西学生大会で龍谷大と対戦した。神戸大は16?10で龍谷大を下した。   

 神戸大は第1Q、 RB西田祐希(工・4年)が30ヤードのロングランでタッチダウン(TD)。先制する。第2Q開始直後にもRB森分優人(海事・2年)がランでTD。さらにDB山元耀(工・3年)がインターセプトし、前半は好調。

 後半は失速した。「勝てたのは良かったが、内容が悪かった」と主将の中谷建司(法・4年)。第3Q、RB西田がセイフティーに成功するが、第4Q、FGの機会で決められない。後半は一度もTDを奪えないまま終了した。

 DB小倉京眞(経営・4年)は「あまり勝った気がしていない」と話す。「無駄な反則が多かった気がする。反則は最低限の部分。意識すれば変えることができるところかなと思うので、そこが反省点」と振り返った。中谷主将は「後半に点を入れられて接戦になってギリギリで止める形になった。集中力を持続することと、相手(のペース)に合わせないことが課題だったが、逃げ切りという形になってしまった」と話した。

 中谷主将は「チームの課題はまだまだ山積みで秋までに完成させないといけない。秋のシーズンにはチームが完成している状態で挑み、全勝して日本一になれるチームにしていきたい」と意気込んだ。

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