夏の日差しのまぶしい六甲台キャンパス。静かだった学び舎には、すこし緊張したまなざしの大勢の高校生たちがやってきた。蝉しぐれのなか、オープンキャンパスが8月6日から始まった。模擬講義やキャンパスツアーなどが9日(金)まで学部ごとに開催される。8日(木)と9日(金)には、理系志望の女子を対象にした「リケジョ」のためのオープンキャンパスも。
(写真:神戸大のオープンキャンパスに訪れた高校生ら 2019年8月6日六甲台講堂で)
2019年度神戸大学オープンキャンパスが8月6日(火)から、8月9日(金)にかけて行われている。初日の6日は、六甲台キャンパスで経営学部、楠キャンパスで医学部医学科、名谷キャンパスで医学部保健学科(作業療法学専攻、看護学専攻)でオープンキャンパスが行われた。
六甲台キャンパスでは、経営学部の説明会が午前の部と午後の部に分かれて出光佐三記念六甲台講堂で行わた。プログラムには先輩による受験体験記や学生生活談、内田浩史教授の模擬講義などが組み込まれた。
本館102教室では、2011年から神戸大学で実施されている交換留学生をサポートするプログラムについての説明会も行われた。「KIBERプログラム」と呼ばれるこのプログラムは、経営学の学士と修士を5年で取得するもの。この説明会に参加していた大阪の高校2年生は「大学では留学をしたい。将来は海外に住んでみたいと思っていたので興味が惹かれた。」と話した。
また、大学主催の説明会のほかにベルカンによる学生企画がアカデミア館で行われ、多数の高校生たちが参加した。昨年と同じく講演会や学部ワーク座談会、キャンパスツアーが開かれたほか、今年は1,2,3年生ごとに分かれてのワークショップが行われた。参加者の神戸市の高校2年生の石田さんは「大学の選び方のワークや体験会があって楽しかった。キャンパスツアーで訪れた法学部の教室が本格的な裁判所みたいでとっても良かった。」と満足した様子だった。
多くの保護者と高校生たちでにぎわう神戸大オープンキャンパスは、9日(金)まで各学部ごとに開催される。8日(木)と9日(金)には、理系志望の女子を対象にした「リケジョ」のためのオープンキャンパスも行われる。
【参考記事】「オープンキャンパス申し込み 医学科以外の学部・学科は先着順」(2019-06-30 )
了
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