神戸大は8月3日に行った大学院理学研究科博士前期課程の入試で、去年と全く同じ問題を出題したと発表し、謝罪した。不利にならないよう得点調整を行い、「合否に影響はなかった」としている。データのファイルを作業した際、昨年の問題を削除し忘れた、と神戸新聞は報じている。
神戸大は8月7日、3日に行った大学院理学研究科博士前期課程の入試で、生物学専攻の筆記試験の専門科目「生物学」の選択問題「生物学問題2」の小問 の一つに、「前年度と同じ問題を出題したことが判明した」と福山克司理学研究科長名で発表した。
選択した受験者全員を正解にしたうえで、選択しなかった受験者にも得点調整を行い、不利にならないよう得点調整を行った、としている。また「合否に影響はなかった」という。
8月7日の神戸新聞電子版は、「入試問題の編集担当者が、昨年の入試データのファイルを上書きして作業した際、不注意で昨年の問題を削除し忘れた」と報じている。
大学は、「受験者ならびに関係の皆様にご迷惑をおかけしましたことについて,お詫び申し上げます」と公式サイトで謝罪している。
合格発表は8月8日に行われた。
神戸大サイト=2019年8月7日「出題ミスのお詫びとお知らせ」http://www.kobe-u.ac.jp/documents/NEWS/info/sci/info_2019_08_06.pdf
了
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