宝生流能楽部は11日、大阪市天王寺区の生國魂神社であった「ヤングNOH能 キッズ&学生 真夏の大コンクール」に出演した。
ヤング能は、「大阪薪能(おおさかたきぎのう)」の前に行われるアマチュア大会。優秀団体は「大阪薪能」2日目の公演前に模範演技を披露できる。「小中高校生の部」と「授業の一貫・大学生の部」の2部門に計14団体が参加。参加者は、拝殿前に特設された舞台で能の仕舞や舞囃子を披露し、技術を競った。
宝生流能楽部は「授業の一貫・大学生の部」に出演。部員9人で仕舞「猩々(しょうじょう)」「国栖(くず)」「小袖曽我(こそでそが)」を披露した。部員の藤森丈太郎さん(経済・4年)は大会後「1年生もそろった動きができて練習よりもいいものが出せた。思っていたよりも全体のレベルが高く、気合いが入った。これからもっと稽古が必要だと思った」と話した。
「小中高校生の部」は五月山児童文化センター能クラブが、「授業の一貫・大学生の部」は甲南女子大能楽部が優秀団体に選ばれた。
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