◎レイバンズ 白星発進 昨年敗北した近大に勝利

◇関西学生リーグ(31日・エキスポフラッシュフィールド)

○神戸大7―0近畿大●

 アメリカンフットボール関西学生リーグは8月30日~9月1日に第1節を行った。神戸大アメリカンフットボール部レイバンズは8月31日、エキスポフラッシュフィールド(大阪府吹田市)で近畿大と対戦し、昨年秋、最終節で敗北した近大に7―0で勝利した。

 前半は両者譲らない展開が続いた。近大に長くボールが渡る場面もあったが、強固な守りで相手のファーストダウン(FD)獲得を阻止し、0―0のまま前半を終えた。

 転機が訪れたのは第3Q。残り7分頃、神戸大が攻撃権を獲得し、RB西田祐希(工・4年)やWR安藤隆将(経済・3年)のロングランなどでFD獲得を重ねる。途中、反則で罰退を命じられる場面もあったが、果敢に攻め込みエンドゾーンへ迫る。残り23秒、QB是澤太朗(法・4年)が5ヤードランし、タッチダウン(TD)。続くフィールドゴール(FG)を主将の中谷建司(法・4年)が決め、計7点を上げる。第4Qも近大に得点を許さず、7点を守りきり秋シーズン初戦を白星で飾った。

 次戦は9月7日午後7時から、同フィールドで関西大と対戦する。

【選手コメント】

▽主将中谷

 (近大戦を)結構みんな楽しみにしてるなと思った。(チームみんなが)今までしてきたしんどいことをやっと披露できる場だと感じていると思った。僕が凡ミスした時も、全然気にすんなって感じで、チームの雰囲気が切り替えられていて、自分も切り替えるしかないなと思えた。4回生とオフェンスのみんなに助けられたことと、それで切り替えられたことが勝因かなと思っている。あとは(0点に抑えた)ディフェンスにとても感謝している。
 (関大戦に向けて)反則もそうだが、いろいろ細かいところが抜けているなと感じた。(関大戦まで)あと1週間しかないが、どれだけ詰められるか。関大は小手先だけじゃ勝てないと去年わかっている。この1週間死ぬ気で努力しないと勝てない。死ぬ気で1週間やり切る。
 僕自身めちゃくちゃ負けず嫌い。それをチームで体現しようかなって思ってて。負けたら悔しいんで負けないように努力して。もう日本一(を目標に)掲げたんで、絶対達成して今シーズンを終わりたい。

▽QB是澤

 デェフェンスが0点に抑えてくれたから自分たちは1本で勝つことができた。反則が続いたドライブを取り切れたのは、どんな状況でもオフェンスメンバー全員が1プレーに集中できたことが要因かなと思う。「もう仕方がないから次に行こう」と集まった時に言えた。次のプレーに切り替えれるような雰囲気に、学年関係なくできてきていたのでそこがうれしかった。
 (今シーズンについて)もう覚悟決めるしかない。覚悟の据わったプレーを自分がして、チーム落ち着かせて着々と進めるように、オフェンスを作っていきたいなと思っている。あとは相手に関係なくやる。相手が誰であろうと自分は自分なんで。「相手が強いからこの試合は…」みたいなのはあると思うけれど、そんなのはうちはやらない。真っ向勝負で全部向かっていく。相手が誰でも最初から最後まで闘い続ける。

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