【9・10月号掲載】30年ぶりに復活 宝生流能楽部

 能の演目の最も盛り上がる部分を切り出して演じる「仕舞」や「謡(うたい)」を中心に稽古する宝生流能楽部。約30年にわたる活動停止を経て、2016年に復活した。現在は10人で活動している。

 約7年前、活動停止状態だと知ったOBが再興を目指し、京都大宝生流能楽部の協力の下、新歓活動を始めた。3年前に新入生が2人入部し復活。当時入部した藤森丈太郎さん(経済・4年)は入部するまで能楽を全く知らなかったという。「日本の伝統文化に興味があった。自分の知らない世界を知れるのはいいなと思って入った」と話す。

 週2回、神戸学生青年センター(灘区)の一室で活動している。普段はOBの指導の下、稽古する。年3回ある大会の前などは重要無形文化財総合指定の認定も受けた宝生流能楽師、辰巳満次郎さんの指導を受ける機会もある。

 藤森さんは「能は一見何を表しているか分からないけれど、しっかりと意味が込められている。やっていくうちに意味が分かってくるという面白さがある」と話した。

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