全日本インカレヨット 目指すは全国10位以内

 神戸大学体育会ヨット部は、11月1日から4日まで新西宮ヨットハーバーで開かれている全日本学生ヨット選手権大会(全日本インカレ)に出場中。4日間、合計11レースの合計点で優勝チームを決めるが、大会2日目は風向きの影響でレースは中止となった。初日の14位のまま、3日目、4日目に臨む。<長谷川雅也、綿貫由希>


(写真:新西宮ヨットハーバーで開かれている全日本学生ヨット選手権大会 2019年11月2日)

4日連続の過酷な日程

 ヨットの試合(レース)では、全チームが同時にコースを出発し、ゴールした時の順位が得点になる。たとえば5着でゴールした時の得点は5点。同様のレースを数回行い、合計得点が最も少ないチームが優勝となる。全日本インカレでは4日連続でレースがあり、合計11レースの合計点で優勝チームを決める。4日連続という過酷な日程だが、同大学内での選手交代は認められているので交代できる選手の多い、総合力の高いチームが有利となる。


(写真:ヨットもまたチームスポーツ。団結のため円陣を組む。)

470級とスナイプ級

 ヨットには「470級」と「スナイプ級」という二つの階級があり、構造やスピードに違いがある。神戸大はスナイプ級の地区予選を突破し、全日本インカレに出場している。
 一方、470級は惜しくも地区予選を突破できなかった。470級リーダーの野口海渡さん(営・4年)は3年間470級だったが、全日本インカレではスナイプ級として出場する。野口さんは「470級の同期は地区予選で引退したが、自分はスナイプ級でもう一度挑戦したかった。スナイプ級での技術はあまりないが、三年間培ってきたものや実力をだしきって結果を残したい」と熱く語った。


(写真:スナイプ級は方向転換のとき上半身を船体から出すのが特徴。)

目指すは全国10位以内

 4日間のレースはまだ始まったばかり。神戸大の初日の順位は14位で、大会2日目での11月2日は天候の影響でレースが中止。初日の順位のまま3日目、4日目を迎える。この状況について、ヨット部主将の池崎遼さん(法・4年)は「チーム目標は10位以内なのでもっと頑張りたい。結果に一喜一憂せず3日目、4日目も気を引き締めてレースに臨む。」とコメント。スナイプ級リーダーの宵道貴さん(海事・4年)も「明日からいつも通り動くことに変わりはない。(大学生活)最後の大会を思いきり楽しんで、自分にできることをすれば自ずと結果はついてくる」と、平常心で臨む姿勢を示した。


(写真:主将の池崎遼さん)

《スナイプ級2R終了時点 途中結果》

  1位 早 大   67点
  2位 同 大  133点
  3位 京 大  141点
 ……………………………………
 14位 神戸大  214点

▽全日本学生ヨット選手権大会 公式サイト:
http://www.kansaigakurenyacht.com/84th_all_Japan_intercollegiate_sailing_championship/top.html


(写真:大会2日目は晴天には恵まれたが、風が吹かなかった。)


(写真:大会2日目、この日は応援団が駆けつけた。)

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