11月17日に名古屋市港サッカー場で行われたアメリカンフットボール全日本大学選手権の西日本代表校決定戦2回戦。関西学生3位の神戸大レイバンズは、東海代表の中京大を24-17で下し、西日本代表校決定戦の準決勝進出を決めた。準決勝は11月24日(日)12時から大阪・万博記念競技場で、リーグ第4戦で競り合った関学と対戦する。<綿貫由希>
(写真:試合前にハドルを組んで士気を高め合う選手達。2019年11月17日、名古屋市港サッカー場で。写真提供=レイバンズ)
第1Q3分、相手陣残り1yd付近から、神戸大の#34東瀬が相手のディフェンスを飛び越え先制のTD。しかし、その後すぐに中京大に返され同点に。第2Qでも互いにTDを決めたが、終盤に中京大のFGを許し前半を14-17で折り返す。
3点ビハインドで迎えた第3Q開始5分、再び#34東瀬がランTDを決め、神戸大が逆転。さらに第4Q9分に#35小倉がインターセプト。残り2分で#98小林が47ydsのFGを決め24-17。神戸大は接戦を制し中京大に勝利。西日本代表校決定戦準決勝へと駒を進めた。
(写真:試合終了2分前、#98小林が神戸大の勝利を決定づけるFG。2019年11月17日、名古屋市港サッカー場で。写真提供=レイバンズ)
11月16日に行われた西南学大と関学の西日本代表校決定戦2回戦では、26-47で関学が勝利した。これによって西日本代表校決定戦準決勝は神戸大と関学が対戦することが決定。神戸大はリーグ第4戦に15-17で惜敗した関学との再対決に挑む。
準決勝の関学戦に向けスタンドからも神戸大の躍進を後押ししようと、神戸大レイバンズOB有志が17日から「#神戸大のスタンドに1万人」プロジェクトをTwitterで呼びかけている。
スタンドにも注目の西日本代表校決定戦準決勝は、11月24日(日)12時から大阪・吹田市の万博記念競技場で、リーグ第4戦で競り合った関学とのリベンジマッチ。立命と両校優勝ながら「関西2位」校となった屈辱をバネに挑んでくる関学ファイターズに、神戸大レイバンズがどのような戦いを見せるのか注目だ。
(写真:接戦を制し、次は関学とのリベンジマッチだ。2019年11月17日、名古屋市港サッカー場で。写真提供=レイバンズ)
《全日本学生選手権 西日本代表校決定戦2回戦》
(11月17日、名古屋市港サッカー場)
神戸大 7 7 7 3 = 24
中京大 7 10 0 0 = 17
▽試合日程(関西学生アメリカンフットボール連盟サイト)
http://www.kansai-football.jp/schedule/schedule2019_atm.html
▽星取表(関西学生アメリカンフットボール連盟サイト)
http://www.kansai-football.jp/table/2019atm_div1.html
【訂正】本文に「残り2分で#98小倉が47ydsのFGを決め」とあったのは、「残り2分で#98小林が47ydsのFGを決め」の誤りでした。写真説明、ツイッターとともに訂正します。(編集部 2019年11月20日01:30)
了
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