応援団総部による六甲祭の後夜祭が10日、六甲台本館前に設置された園遊会ステージで、6年ぶりに行われた。吹奏楽部の演奏に合わせ、応援団が演舞などを披露。六甲祭の最後を盛り上げた。
応援団は昨年まで団員不足により、数年にわたり活動を停止していて、後夜祭も行われていなかった。
後夜祭は2部構成。第2部のフィナーレには、アメリカンフットボール部レイバンズ専属チアリーダー(レイバンズチア)も登場した。京都大を相手に想定し、アメフトの試合応援を再現。観客も「京大倒せ」のコールを合わせた。「学生注目」では、団長の宮脇健也さん(経営・4年)の「六甲祭はみんなで作り上げる文化祭だろ」との呼びかけに、観客は「そうだ」と応じた。
フィナーレ終盤には、今年度の幹部紹介が行われ、宮脇団長と副団長の松田大地さん(法・4年)へ花束が贈られた。2人は応援団員だけでなく、応援を受けた他の課外活動団体の部員からも抱えきれないほどの花束やプレゼントを受け取った。幹部紹介の司会を務めた団員の今川芙美乃さん(経済・1年)は、宮脇団長について「応援への熱意に我々のみならず、たくさんの神大生が圧倒され、勇気をもらってきた」と語り、「まだまだ未熟な1回生リーダーだが、お二方(宮脇団長と松田副団長)のようなかっこいい人間になれるよう頑張る」と宣言した。
最後は会場にいた全員で応援歌「宇宙を股に」を合唱した。観客も隣同士で肩を組んで歌い、六甲祭は閉幕した。
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