関西の新聞社、通信社、テレビ局など75社が加盟する関西写真記者協会が11月29日、優れた報道写真や映像を選んで今年度の協会賞、各部門賞を発表した。関西テレビの「神戸大学応援団 部員ゼロからの復活劇に密着」が金賞に選ばれた。受賞作は、京都、大阪、神戸、広島を巡回する「第64回新聞・通信・テレビ・ニュース報道展」で見ることができる。
(写真:第64回新聞・通信・テレビ・ニュース報道展が開かれているNHK大阪放送局1階アトリウム。2019年12月11日午後)
最優秀の協会賞には朝日新聞の「京アニ 祈りいつまでも」と朝日放送テレビの「米国の養子女性 日本の母をさがして」が選ばれた。
「テレビ・ニュース映画の部」の金賞に、ポーツ部門では関西テレビの「神戸大学応援団 部員ゼロからの復活劇に密着」(8月19日放送、コールツプロダクション竹田光彦カメラマン)。
企画部門で、読売テレビ「遺族を支え続けた“生きる力”」(3月放送、山崎浩司カメラマン、西川亮カメラマン)。
撮影部門で関西テレビ「琵琶湖にはばたくオオワシ」(2月18日放送、本中貴久カメラマン、工藤雄矢カメラマン)などがそれぞれ金賞に選ばれた。
「新聞・通信の部」の金賞は、ニュース部門で産経新聞の台風19号で被災した北陸新幹線の車両基地を空撮した「ギラつく泥流」(恵守乾記者)が、スポーツ組み部門で毎日新聞「猛暑の競歩」(久保玲記者)、企画部門では毎日新聞の夕刊連載企画「『写シーン』時代の風景」(同・木葉健二、望月亮一、山田尚弘、猪飼健史、平川義之記者)などが選ばれた。
受賞作を含む第64回報道展は、京都イオンモールKYOTO(12月4日~10日)、▽NHK大阪放送局(12月12日~17日)、▽神戸さんちかホール(12月19日~24日)、天満屋広島アルパーク店(1月4日?13日)で開催される。入場無料。
《第64回新聞・通信・テレビ・ニュース報道展》
▽京都展
●日時=2019年12月4日(水)?10日(火)。
●場所=イオンモールKYOTO(京都市南区)。
●入場料=無料。
▽大阪展
●日時=2019年12月12日(木)?17日(火)。
●場所=NHK大阪放送局1階アトリウム(大阪市中央区)。
●入場料=無料。
▽神戸展
●日時=2019年12月19日(木)?24日(火)。
●場所=さんちかホール(神戸市中央区)。
●入場料=無料。
▽広島展
●日時=2020年1月4日(土)?13日(月)。
●場所=天満屋広島アルパーク店(広島市西区)。
●入場料=無料。
了
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。