復興をたどる定点写真展、2月4日まで 近藤研と岩手県立大槌高のプロジェクト

 東日本大震災で被災した岩手県大槌町の、震災後から現在までの復興過程をたどる写真展「岩手県大槌町 定点観測写真展?東日本大震災から8年」(主催:神戸×大槌 定点観測プロジェクト、こうべまちづくり会館)が、神戸市中央区元町通のこうべまちづくり会館で開催される。期間は12月20日?1月12日、1月24日?2月3日。入場無料。

 「神戸×大槌 定点観測プロジェクト」は、神戸大大学院工学研究科・建築学専攻の近藤民代研究室の学生と、岩手県立大槌高校の復興研究会に所属する高校生で取り組んでいる。2013年から、神戸大の学生と大槌高生で大槌町の変化を写真などで定点観測してきた。
 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の際、津波によって大槌町は町役場が被災するなど大きな被害を受けた。神戸大・近藤研究室は2012年度から現地訪問を重ね、阪神・淡路大震災後のまちづくりに関わった神戸の市民とともに大槌町の復興支援に取り組んできた。

 今回の写真展は、阪神・淡路大震災から25年を前に、被災経験のない世代が増えてきた神戸で、東北での定点観測活動を発信し、多くの人に震災復興について考える機会を持ってもらう狙い。来年1月13日には大槌高生を神戸に招き、人と防災未来センターでこれまでの活動報告や意見交流を行う予定。

《岩手県大槌町 定点観測写真展?東日本大震災から8年》
●日時=
2019年12月20日(金)?2020年1月12日(日)、
2020年1月24日(金)?2020年2月12日(日)
いずれも、9:30?18:00(1月12日は午前のみ)。
毎週水曜と年末年始(12月28日?1月4日)は休館日。
●場所=こうべまちづくり会館 地下ギャラリー(神戸市中央区元町通4ー2ー14、http://www.kobe-machisen.jp/access/)。
[地図]
●アクセス=▽元町駅(JR・阪神)西口から西へ10分。▽みなと元町駅(地下鉄海岸線)西1出口から北へ2分。▽花隈駅(神戸高速)東口から南へ3分。▽西元町駅(神戸高速)東口から東へ5分。
●入場料=無料。
●主催=神戸×大槌 定点観測プロジェクト、こうべまちづくり会館。
●問い合せ=メール kobeotsuchi[at]gmail.com(atを@に)で。

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