神戸大生協は、卒業などで神戸大を離れる学生・教職員から入学・編入学時に預かった出資金の返還を受け付けている。返還の方法は9通り。記念品との引き換え、ユニセフ、神戸大学基金等への寄付、振込での返還から方法を選べる。返還方法ごとに郵送かWebフォームで手続きできる。生協ホームページの「出資金返還」(https://www.kucoop.jp/support/return.html)から手続きを選ぶことができる。<玉井晃平>
神戸大生協では、組合員となる学生から、留学生は1人5000円、在籍生は1人20000円の出資金を預かっている。出資金は卒業・修了・退職などで神戸大を離れる際に全額が返還される。神戸大の大学院に進学・転部する場合、神戸大に就職する場合は引き続き生協の組合員となり、返還対象にはならない。
返還の方法は9通りから選ぶことができる。神戸大オリジナルの懐中時計、卒業アルバム、カタログギフトなどの記念品を選んで引き換えられるほか、口座振込での返還を選べば出資金のうち一部または全額をユニセフ、神戸大学基金等へ寄付することも可能。現金での引き換えは留学生を除き実施されない。
申し込みは郵送かWebフォームで、郵送の場合は組合員証を添付する必要がある。組合員証が学生証の裏側に貼られているシールになっている場合はシールを剥がして送付する。
なお、出資金返還の申し込みに締切は設けられていない。神戸大生協では、組合員の資格を失った人から申請を受ければいつでも返還を行うことにしている。
神戸大生協の組合員サポートデスク・山?桂さんによると、一度神戸大を離れても院生や教職員として戻ってくる人も多く、その場合は返還していなかった出資金をそのまま引き継げる。学生の在学の有無を判断するのは難しく、出資金が残っていた場合は通常の卒業年次から5~6年経った時点で連絡を入れているという。山?さんは「忘れないで手続きをしてほしい」と話している。
了
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