神戸大は4月30日10時すぎにホームページを更新し、新型コロナウイルス感染拡大防止のための活動制限指針を公開した。5月6日に予定される緊急事態宣言の終了後も、宣言の延長か終了かに関わらず、当面は原則遠隔授業で構内立ち入り禁止の「レベル4」を維持すると発表した。4月28日の新型コロナウイルス対策本部会議での決定。
(画像:公表された「新型コロナウイルス感染拡大防止のための神戸大学の活動制限指針」。詳細は記事下部のリンク先)
「レベル4」は「制限ー大」に位置付けられる。制限される活動の範囲は以下。
▽授業
原則として遠隔授業のみ。
▽学生の入構
学部学生は入構禁止。大学院生は、現在進行中の実験・研究に従事する者以外は入構禁止。
▽課外活動
全面活動禁止。(動物の世話に必要な活動を除く)
▽出張・旅行(全構成員)
国内:緊急事態宣言対象地域への不要不急の出張・旅行は原則禁止。その他地域への不要不急の出張・旅行は自粛。
海外:学生は渡航不可、教職員は原則渡航不可。
▽事務体制
事務機能維持のため、必要最小限の人員が出勤し、その他は在宅勤務。
▽学内会議
オンライン会議のみ。ただし、大学(部局)運営上必要最小限の会議は、感染拡大防止策を講じた場合に限り対面会議も可能。
▽研究活動
次に掲げる研究スタッフ(事情によっては大学院生・研究員を含む。)のみ研究室の立ち入りが許可される。できるだけ交替制とし、立ち入り者相互の面談を避ける。
(ア)中止することにより大きな研究の損失を被ることになる、長時間にわたって継続している実験を遂行中の研究スタッフ
(イ)進行中の実験を終了あるいは中断する業務に関わる研究スタッフ
(ウ)生物、液体窒素、毒劇物等の維持・管理及び実験施設、サーバー等の稼働・維持・管理のために一時的に入室する研究スタッフ
○新型コロナウイルスに対する本学の対応について(第8報)
https://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/info/2020_04_28_01.html
○新型コロナウイルス感染拡大防止のための神戸大学の活動制限指針(4月28日現在)
https://www.kobe-u.ac.jp/documents/NEWS/info/student/guidelines_activityrestrictions.pdf
了
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