6月21日夕方から続いていたBEEFやうりぼーネットの障害は、24日17時50分頃に仮復旧した。BEEFなどに接続できるようになったが、問題は解決しておらず、正式な復旧は来週以降になる見込み。新型コロナウイルスの影響で第1クォーターの授業が全てオンラインで実施される中での大規模なシステムトラブルとなり、試験期間中だったことも重なって学生の混乱は続いている。
ネットワーク障害によって実施できなかった授業や試験は、BEEFの復旧後、対応をBEEFで連絡する。タイミングは「準備ができ次第」とされている。学務課共通教育グループの職員によると、「大学全体の授業で学生に不利益の出ないように対応を進める」としている。
情報基盤センターは、来週以降で機材や準備等がそろい次第、再度メンテナンスを行うとしている。大学HPのトップページと遠隔授業の情報を掲載している「神戸大学レクチャーハブ」では、6月28日までは障害が復旧しない見込みとしており、週末のメンテナンスが予想される。
(画像:「神戸大学レクチャーハブ」の掲示のスクリーンショット。)
今回のトラブルの原因はまだ分かっていない。問題が発生しているのは神戸大の「学内と学外」の通信で、20日から21日まで行われた計画停電からの復帰時に機器の障害が起きたとみられている。また、情報基盤センターの職員によると、ファイアウォールに関係する問題の可能性もあるという。22日夜に緊急メンテナンスが行われたが、原因は判明しなかった。情報基盤センターは細かい部分を引き続き調査している。
○ネットワーク障害に伴う授業の対応について/神戸大学レクチャーハブ
https://lecturehub.kobe-u.ac.jp/news/2020-06-24-2/
○【仮復旧】【続報2】ネットワークの障害について(6/21-:全学)/情報基盤センター
http://www.istc.kobe-u.ac.jp/news/6lqa83
了
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