「対面・オンライン併用」は8割に 文科省の後期大学調査

 全国の国公私立大学・短大・高等専門学校のほぼ全校が、9月以降の後期授業で対面授業をすることが文部科学省の調査でわかった。このうち全て「対面」にするのは19・3%で、「オンライン授業と併用」が80・1%。通学日数については、58・4%が「ほぼ全学生が1週間に2日以上」を見込んでいると回答している。

 この調査は8月25日~9月11日にかけて文科省が全国1060校に実施したもの。
7月1日時点の調査では「全て遠隔」が23・8%だったが、今回は寮生活の学生が多い地方公立大1校のみだった。

▽授業での対面とオンラインの比率
すべてオンライン…1校
授業で対面とオンラインを併用…849校(80・1%)
すべて対面…205校(19・3%)
対面を検討中…5校

▽授業で対面とオンラインを併用する割合
・すべて対面…19・3%
・おおむね半分以上で対面…56・4%
・ほとんどオンライン(対面は3割未満)…19・0%
・実験・実技などは対面…88・0%
・少人数のゼミなどは対面…62・3%
・多人数授業はオンライン…32・5%

▽校舎や図書館、運動場など学校施設の利用
・すでに全面的に可能…359校(33・9%)
・使用目的に制限あり…696校(65・7%)

「対面」「オンライン」対応バラバラ

 読売新聞(9月15日付夕刊)の報道によると、秋以降の授業の進め方で、「対面」に比重を置く大学、基本的に「オンライン」という大学、対応はバラバラだ。

▽北大=原則対面。
▽東大=基本的にオンライン。
▽名大=1年生を優先し、可能な限り対面。
▽京大=オンラインが基本。実験や実習の一部は対面。
▽阪大=6月からゼミや実験で対面を再開。秋から対面をさらに増やす。
▽同志社大=できるかぎり対面。
▽立命館大=科目ごとに教員が決める。
▽関大=原則として対面。
▽関学=オンラインが基本。実験や語学の一部は対面。

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