2月8日に、文化総部の臨時総会が行われ、昨年末活動停止の処分を下された自由劇場部員が文化総部委員長、副委員長を続投することの是非が話し合われた。投票の結果、委員長は続投、副委員長は新聞会所属の書記局長が務めることになった。<塚本光>
2月8日に、神戸大文化総部が臨時総会を開催し、大学側から活動停止の処分が下された自由劇場所属の委員長が続投することについての是非についての投票が行われた。
自由劇場は、2020年12月25日付で、大学が新型コロナウイルスの感染対策として定めた時間制限を逸脱して活動し、報告を偽ったという行為により、1年3ヶ月の活動停止等の処分を下された。
現在、文化総部は、委員長、副委員長ともに自由劇場の部員が務めている。
現委員長によると、「自由劇場の活動規約違反によって、自由劇場が文総委員を引き継ぐかどうか(大学側で)審議されたが、課外活動担当から文総総会で決定してほしいとの連絡を受けた」ということで、今回の臨時総会が行われた。
総会では、書記局長(新聞会所属)が議事を進行。書記局長は、今回のことは反省すべきことではあるが、今まで文化総部は、自由劇場の委員長、副委員長が支えてきた、と前置きしたうえで、今後も続けてほしいと思う、と発言。その後、現委員長が続投し、書記局長が副委員長に就任するという議案について、投票が行われた。その結果賛成22票、反対2票の賛成多数で議案は承認された。
「今回、活動停止が1年3か月と長いが、その根拠について、大学側に聞いたのか」というニュースネットの質問に対して、新副委員長は、「聞いていないが、根拠の不透明な部分もあるので今後聞いていきたい」と答えた。
また、新副委員長は、来年度の方針として「今年はオンラインでうまく活動できた部も多くあったが、できていないところもあったので、文化総部として協力していきたい」と述べた。
了
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