7月3日、神戸大レイバンズは関西学生アメフトリーグの春シーズン第2戦で社会人チーム、アズワンブラックイーグルス(以下:アズワン)と対戦した。試合は無観客で行われた。アズワンに前半リードされ、終盤に追い上げを見せるも28―35で敗北した。<佐藤ちひろ、昌子奈未>
神戸大レイバンズは、関西学生アメリカンフットボールリーグ春シーズンのKCAFLSPRING2021第2戦で、アズワンと戦った。
緊急事態宣言の発令に伴って大会が一時中断された影響で、神戸大の試合は当初予定されていた5試合から2試合のみに縮小された。そのため、この試合で春シーズンの試合は終了となる。
(写真:試合開始前のレイバンズ。無観客のスタンドにはレイバンズチアの姿があった)
神戸大#98小林の大きなキックから始まった第1Q、アズワンに先制されるが#12橋本がタッチダウンを決めて同点に持ち込み、7―7で第2Qへ。
(写真:橋本がタッチダウンを決め6-7に)
第2Qでは、序盤にアズワンがタッチダウンを決める。その後、神戸大#43山口タッチダウンを決め追いついたが再びアズワンがタッチダウンを決め、リードを許したまま14―20で後半戦へ。
(写真:山口のタッチダウンでアズワンに追い付く)
第3Q、アズワンの#22坂井がタッチダウンを、#32羽田が2ポイントコンバージョンを決めアズワンが8点を追加。神戸大RAVENSは無得点で第3Qを終え、14-28でアズワンに差を広げられる展開となった。
(写真:#0森田必死のディフェンス)
第4Q、神戸大レイバンズは#22渡辺がタッチダウンを決めると、#98小林がトライフォーポイントに成功し、7点を追加して21-28とアズワンに7点差まで詰め寄る。しかしその後、アズワンが7点を追加し21-35と再びアズワンに突き放される展開に。試合時間残り2分を切ったところで#12橋本のタッチダウン、#98小林のキックで再び28-35の7点差まで詰め寄り、粘りを見せるもそのまま試合終了。神戸大は28―35でアズワンに敗れた。
(写真:第4Q開始およそ5分後、渡辺がタッチダウンを決める)
《KCAFLSPRING2021》
アズワン 7 13 8 7 |35
神戸大 7 7 0 14 |28
(7月3日午前11時00分キックオフ)
主将の森分は試合後、ニュースネットの取材で、「正直、良かったと言える点は一つも無い。悪かった点としては、RAVENSはスタートが遅く、1クオーター目から全力を出すことを課題としてきたのに、初めから全員で全力を出すことができず、相手に点を取られてからやっと気が付くような状態だった。気持ちの部分では初めから切れていたのだと思う」と試合を振り返った後、「初めから誰一人人任せにすることなく、自分がこのプレーを成功させるんだという気持ちで、初めのプレーから終わりのホイッスルが鳴る最後のプレーまでやりきるというのが課題」と次への課題を話した。
(写真:悔しさを滲ませる森分主将)
了
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