神戸大マンドリンクラブが12月18日に神戸芸術センターで第66回定期演奏会を2年ぶりに有観客で開催した。〈島袋舜也〉
(写真:2年ぶりに有観客で開催された神戸大マンドリンクラブの定期演奏会)
神戸大マンドリンクラブが、12月18日に神戸芸術センターの芸術劇場で第66回定期演奏会を有観客で開催した。来場者には事前登録が求められるなど、新型コロナウイルス感染対策を徹底した上で行われた。
定期演奏会の有観客開催は2年ぶりとなる。昨年の定期演奏会は、神戸大学百年記念館六甲ホールで定期演奏会の様子を収録し、後日、YouTube配信を行うというオンライン形式での開催だった。
神戸大マンドリンクラブコンミスの秋定瑞穂さん(営・3)は「10分遅れで始まった本番は、驚くくらいにあっという間の時間でした。1か月前のリハではソロが上手くいくか、聴き手に満足していただける演奏ができるのかといった不安が残ったものの、本番直前の練習ではその思いが自信や安心感に変わっていました。」と本番までに練習を積み重ねたと語り、また「本番では大きなミスもなく、有観客開催ならではの程よい緊張感の中で楽しく演奏することができました。今回が初めての演奏会となった部員も、半年間の練習の成果を出せていたように思います。」と、有観客ならではの緊張感や達成感があったと語った。
そして「今年は拍手やお褒めの言葉を頂けたことから、来てくださった方と同じ時間を共有できたことを実感できました。同時に、その状況が当たり前ではなかった昨年度の経験があるからこそ、私たちの演奏を楽しんでくださる方がいることにありがたさを感じました。練習の制限がある中で無事に本番を終えることができ、達成感でいっぱいですし精神面でも強くなれました。ありがとうございました。」と、有観客で開催できたことに対して感謝の気持ちを表した。
了
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。