2021年の近畿学生野球連盟秋季リーグで71季ぶりの優勝を果たした、神戸大硬式野球部は、4月2日から開幕する春季リーグに挑む。エースとして、そして主将として2季連続の優勝を目指す、藤原涼太選手(4)にインタビューを行った。<塚本光>
(写真:zoomでインタビューに答える藤原選手)
記者)昨年度を振り返ってどうでしたか?
藤原選手)1節目、コロナの影響が相手が棄権になったので、喜んでいいものではないが、出だしとしては、そこで流れができたと思います。ただ、2節目でいつも勝ててない和歌大に2連敗してまったんですけど、4回生が雰囲気も下げずにやってくれて、僕ら下回生は楽しんでできたので、それが結果に繋がったかなと思います。
代表決定戦は、関西を代表したチームが出てきたので、やっぱりめっちゃ強かったですね。佛教大とやった時に特に感じました。
記者)そこから約5ヶ月間をどう過ごしてきましたか?
藤原選手)全国大会で1勝って言うのが目標だったんですけど、それができなかったので、「春リーグで優勝して、全国大会で1勝」っていうのを目標にやってきました。
記者)自分自身の調子はどうですか?
藤原選手)僕自身はいつも通りというか、調子の波があんまりないですね。4回目なので、緊張というよりは、最後の春リーグ楽しもうかな、といった感じです。今までは死ぬほど緊張してました。やっぱり先輩の試合だったので、試合潰しちゃう可能性もあるので、その辺考えたら、緊張してました。
記者)上回生になって苦労している点はありますか?
藤原選手)練習が続くと全体の士気も下がってくるんですよ。そこでどういう言葉をかけて、モチベを上げるかっていうのは試行錯誤してきましたし、喝を入れて、嫌やけど怒ることもありました。そこは苦労してきましたね。去年までは、投手だけとか小さい括りで言ってました。
記者)今季の意気込みを聞かせてください。
藤原選手)個人としては、昨年のリーグで最多勝取れた5勝して最多勝取れたんですけど、ベストナインを取れなかったので、最優秀防御率と最多勝どっちも取って、ベストナイン目指していきたいですね。
チームとしては、完全優勝(全節で勝ち点を獲得)ですね。完全優勝して、僕ららしい野球ができたらいいなと思います。特に国公立同士の戦いは、負けられないです。
近畿学生野球連盟春季リーグは、4月2日に開幕する。神戸大の日程は、以下の通り。大阪市立大と大阪府立大は、合併し、大阪公立大として出場する。
≪近畿学生野球連盟春季1部リーグ≫
第1節(4月2、3日 大阪シティ信用金庫スタジアム) 対大観大
第2節(4月9、10日 大阪シティ信用金庫スタジアム) 対奈学大
第3節(4月15、16日 大阪シティ信用金庫スタジアム) 対大公大
第4節(4月23、24日 南港中央野球場) 対阪南大
第5節(4月30日、5月1日 南港中央野球場) 対和歌大
了
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