関西学生アメリカンフットボールリーグの春シーズンがスタート。神戸大アメフト部RAVENS(関西学生1部)は4月16日、神戸市灘区の王子スタジアムで西南学院大(九州学生1部)と交流戦を行い23-0で勝利した。<本多真幸>
神戸大の春リーグ初戦は新歓試合として行われた。当日の山から吹き下ろす強風により、肌寒さが感じられる中、客席には選手の親や在学生のほか、新入生らしき姿も見られた。
前半は両者とも膠着状態だった。1Qに相手のパスミスに乗じてLB田中康貴(2年)がこぼれ球を拾ってTDを決め、先制したものの、それ以外は互いに攻め込みきれない状況が続いた。
6ー0で迎えた後半から試合が動く。3Qは相手のパントをキャッチしたWR竹本修人(4年)が激走し、TDを決めた。4QにはRB渡辺大智(4年)が相手のブロックをうまく交わしてTDを決め、試合を決定付けた。
(写真:3Q、相手のブロックをかわして走る竹本。)
(写真:4QにTDを決めた渡辺。)
しかし、課題も見られた。パスミスで複数回インターセプトされたり、後逸して相手に深く攻め込まれることがあった。また、オフェンス時の得点はmほか、ボールを後逸し、相手に残り20、30ヤード付近まで攻め込まれることもあった
試合後、寺川陸主将(4年・DL)は、「冬場に体力作りで走り込んできた成果が出て、そこだけは収穫。ただ自分たちのやりたいような試合を今日は出来ていなかったので練習してレベルアップしていきたい。」と話した。
(写真:相手のパスをブロックする寺川陸。)
神戸大 6 0 7 10|23
西南学院 0 0 0 0 |0
了
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