新練習船「海神丸」の就航を記念して、4月27日、神戸大深江キャンパス総合学術交流棟で「海神丸お披露目式」が開催された。式では神戸大学長の挨拶や祝辞の紹介や「海神丸」建造に携わった企業や協会への感謝状贈呈、「海神丸」の紹介が行われた。<笠本菜々美>
(画像:神戸大学サイトのスクリーンショット)
4月27日に、「海神丸お披露目式」が神戸大深江キャンパス総合学術交流棟で行われた。藤澤正人学長は挨拶で、船名の由来や、男女共同利用に配慮した学生居室の少人数化及び多室化、船内の振動・騒音対策、情報通信システムの大容量化、また災害時支援機能など、「海神丸」の特徴について述べた。
さらに、末松信介文部科学大臣や久元喜造神戸市長から届いた祝辞の紹介、「海神丸」建造に携わった企業や協会への感謝状贈呈が行われた。また、式参加者に向け、練習船建造検討委員会委員長の勝井辰博海洋底探査センター教授による「海神丸」の機能の説明や、機関長や船長による船内案内もあった。
「海神丸」は、練習船、探査観測船、社会貢献という3つのコンセプトをもって建造された多機能練習船。1987年に進水し2021年度まで航行していた練習船「深江丸」に代わり、2022年4月から実運用を開始した。「『海』の『神』戸大学」を象徴する船として、今後の活躍が期待される。
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▽海神プロジェクトホームページ=https://www.org.kobe-u.ac.jp/kaijin-pj/
▽多機能練習船「海神丸」引き渡し 4月から実運用開始=
https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/8e3103cb8f0f116633f1c5aad6398f9e
了
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