新型コロナウイルスの影響で、神戸大では2020年度、2021年度ともに、大多数の講義が遠隔で実施された。しかし、今年度は遠隔授業も併用されつつ、大多数の授業が対面で行われているため、約3年ぶりにキャンパスは多くの学生で賑わっている。<笠本菜々美、島袋舜也、塚本光>
(写真=大教室で授業開始を待つ学生。2022年5月9日、六甲台第一キャンパス第2学舎で。)
今年度は2020年度、2021年度とは異なり、多数の授業が対面形式となり、毎日多くの学生が大学に登校している。新入生だけでなく、2、3年生にとっても、毎日のように大学に通って授業を受けるのは初めての状況だ。
5月6日配信のインターネットラジオ「神戸大学Radio!~等神大の私たち~」に出演した藤澤学長によると、授業全体に占める対面授業の割合は92%だという。(記事=藤澤学長 神戸大ラジオ出演 「対面授業は92%」「社会に求められる大学に」 – 神戸大学ニュースネット/メディア研ウェブログ (goo.ne.jp))
昼休みになると、多くの学生が食堂に向かう。生協食堂の外にも列が続き、中が見えないほどだった。
朝や夕方の時間も、バスに乗るために多くの学生がバス停付近に列を作っている。バスや電車の定期を買うのに学生割引を利用するのか、在学証明書などが発行できる機械の前にも列ができていた。
(写真=食堂前で列を作る学生。2022年5月2日昼ごろ、六甲台第1キャンパスBEL BOXカフェテリア前で。)
(写真=証明書発行機の前にも列が。2022年4月26日、六甲台第2キャンパス工学研究科の事務室前で。)
1日の授業を終えても、キャンパス内に設置されたテーブルに集まり、談笑する学生の姿も見られた。
(写真=授業終わりに食堂前で談笑する学生。2022年5月11日17時ごろ、鶴甲第1キャンパス国際文化学部サービスセンター前で。)
ゴールデンウィーク後の授業では、「コロナ前よりも学生の減りが少ないように感じる」と話す教授もいた。多くの学生が積極的に授業に出席し、新鮮なキャンパスライフを楽しんでいるのではないだろうか。
了
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