映画研究部 文化総部に加入

 7月16日、毎月開催される文化総部の総会で、映画研究部が文化総部に加入し、神戸大の公認課外活動団体になった。映画研究部は、映画鑑賞やオリジナル映画の撮影を主な活動としていて、今秋の六甲祭に向けて新企画も進行している。文化総部所属団体は全部で36団体になった。<奥田百合子>

(画像:神戸大学映画研究部の公式Xアカウント スクリーンショット)

 神戸大学には、全学的な公認課外活動団体のほか、同好会や学部単位で組織されているサークルなどがある。

 公認課外活動団体は、文化総部(文化系課外活動団体の連合体)、体育会(スポーツ系団体の連合体)、応援団総部、学生学会(学術研究系団体の連合体)の4つの組織連合体(四団連)に属している。 

 関係者によると、神戸大学には古くから映画関係の団体はあったというが、現在の映画研究部の源流は1976年ごろに発足。自主制作や学内上映会などの活動を始めていて、少なくとも50年近くの歴史がある。

 現在の公式X(旧Twitter)アカウントをみるかぎり、2016年度までは撮影会や総会などの記録が残っているが、その後は投稿がなく、活動休止状態になったとみられる。

 2022年4月15日に現在の部員によって「6年ぶりに活動を再開します」と投稿があり、部室の整理や新歓活動、映画鑑賞会を始めている様子がわかる。同年秋には自主制作もスタートして、六甲祭での上映会も復活させた。 

 現在は、今秋11月11日、12日に開催される六甲祭に向けて、3本の新作映画の企画が進行している。 

 文化総部への加入決定を受けて、映画研究部の中田真太郎さん(文・2)は、「私たちは『日本映画発祥の地』といわれる神戸の映画研として神大生の皆さんに、映画という素晴らしい体験をより身近に感じてもらうことを目標に頑張っています。これからどうぞ映画研究部をよろしくお願いします!」と話している。 

 団体の文化総部加入可否は、加入団体のアンケートによって決定される。文化総部に所属する団体は、今回の映画研究部の加入後、全部で36団体になった。 

 ▼神戸大映画研究部 公式X(旧Twitter)アカウント=@kobe_eikenhttps://twitter.com/kobe_eiken

▼神戸大サイト「課外活動団体(公認)」=https://www.kobe-u.ac.jp/campuslife/life/club/official.html

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