男子ラクロス部、リーグ制覇に向け始動 開幕2戦負けなし

 関西学生ラクロスリーグの男子1部が8月12日に開幕した。神戸大男子ラクロス部は12日の初戦では同志社大に引き分け、20日の第2戦では関学大に6―5で勝利。最初の2試合を1勝1分勝ち点4で終え、2016年以来のリーグ優勝に向け上々のスタートを切った。第3戦では、9月10日(日)に京都市左京区の宝ヶ池球技場で立命大と対戦する。<蔦旺太朗>

(写真:開幕戦で、試合前に集合する神戸大メンバー。男子ラクロス部提供)

 関西学生ラクロスリーグが8月12日に開幕し、神戸大男子ラクロス部は大阪市鶴見区の鶴見緑地スタジアムで行われた第1戦で同志社大と対戦した。1Qで相手に先制され、さらに追加点を許すが、1Q終了間際、そして2Q開始直後に得点して同点とした。3Qにさらに2点を追加するも同志社大に1点を返され、神戸大4ー3同志社大で4Qを迎える。
 両チーム拮抗した攻防が続くが、一瞬のデイフェンスの隙を突かれ同点に追いつかれ、4-4で引き分けとなった。

(写真:同志社大との開幕戦。フェイスオフの場面で、構える神戸大の選手(中央)。男子ラクロス部提供)

 中村達也主将(工4年)は開幕戦について、「今まで積み上げたもの、そしてトップリーグ決勝で負けてから成長したチームを披露する舞台がようやく来た、という感じ。初戦に勝たなければならない、そういったプレッシャーがあったのか、思うようにチーム力は発揮できなかった。しかしその中でも引き分けに持ち込み、勝ち点1を得たというのは自分たちが成長しているという自信になったと思う。個人的に課題が出たり、悔しい思いをした選手・スタッフ・コーチは多いと思う。リーグ戦はまだまだ続くので、チーム一丸となって戦い抜きたい。」と熱い思いを語った。

 20日に神戸市東灘区の甲南大学六甲アイランド総合体育施設で行われた第2戦の相手は関学大。6月のトップリーグ決勝戦では、延長まで持ち込むも競り負けた因縁の相手だ。神戸大は、1Qに続けざまに2点を奪うが、その後に2点を失う。2Q、3Qに両チームが得点を重ねてせり合うが、4Qに5ー5の場面で勝ち越しのショットが決まり、6-5で神戸大が勝利を収めた。

 次の試合は9月10日(日)10時から、宝ヶ池球技場(京都市左京区)で行われる立命大戦だ。関西制覇を目標にする神戸大ラクロス部にとって重要な試合で、さらに"Welcome Match(集客試合)"となっている。各大学が観客の動員に力を入れて行う試合であり、アナウンスや音響にも注目だ。

 関西学生ラクロスリーグ男子1部では、リーグ内の7チーム総当たりによる、予選ブロックを行う。その後、ブロック1位から3位で決勝トーナメント(FINAL3)を行い、最終的な順位を決定する。1部リーグ戦順位の5位、6位、7位に関しては2部リーグ順位の3位、2位、1位のチームとそれぞれ入替戦を行い、勝敗により残留、降格を決定する。

《第33回関西学生ラクロスリーグ戦・1部男子》
神戸大 1120|4
同志社大2011|4

神戸大2112|6
関学大0212|5

神戸大の試合日程=
8月12日△神戸大4-4同志社大。@鶴見緑地スタジアム
8月20日〇神戸大6-5関学大。@甲南大学六甲アイランド総合体育施設
9月10日(日)10時 vs立命大。@宝ヶ池球技場
9月17日(日) 12時30分 vs 関西大学。@大阪経済大学摂津キャンパス第2グラウンド
近畿大戦、京都大戦の日程は未定。

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