「ワタシタチハニンゲンダ!」上映会 10月19日(木)、鶴甲第1キャンパスで

 映画上映会「ワタシタチハニンゲンダ!」(英語字幕あり)が、10月19日(木)の12時20分から15時まで、鶴甲第1キャンパスのB110教室で行われる。トークゲストとして、映画監督の高賛侑(コウ・チャニュウ)さんが登壇。参加費は無料で、当日の飛び込み参加も可能。<奥田百合子>

(画像:映画上映会「ワタシタチハニンゲンダ!」のポスター)

 10月19日(木)の12時20分から15時まで、映画上映会「ワタシタチハニンゲンダ!」(主催:神戸大国際文化学研究推進インスティテュート移住・移民センター)が、鶴1キャンパスのB110教室で行われる。高賛侑監督がトークゲストとして登壇する。英語字幕がつくので、留学生にもおすすめだ。
 映画「ワタシタチハニンゲンダ!」の公式サイトによると、今作は外国人学校に対する官製ヘイト、技能実習生、難民、入管の実態など外国人差別の本質にせまるドキュメンタリー映画だ。
 この上映会では、今作を通して、法的・制度的な出入国管理政策の歴史と現在をつなぎ、外国人に対する差別と暴力の実態を理解することを目指す。
 国際文化学研究科の長(おさ)志珠絵教授は、「2021年3月、日本の入国管理施設に拘留中のスリランカ人女性ウィシュマさんが急逝しました。難民/難民認定を極端に制限している日本。何が起こっていた/いるーのでしょうか。戦後直後、朝鮮人排除に向けた日本の出入国管理制度は21世紀の今日、国際的な人権問題を構造的に引き起こしています」と話す。
 またトークゲストの髙賛侑監督について、「前作の『アイたちの学校』では、朝鮮学校問題をフィルムにし、国内外で大きな反響をよびました。今度は広く在日外国人問題としての入管問題に焦点をあて、人権侵害に苦しむ人びとの声を浮かび上がらせました」とし、「私たちはまずは『知る』必要があるのではないでしょうか」と語った。

▽「ワタシタチハニンゲンダ!」公式サイト=https://ningenda.jp/

《映画上映会「ワタシタチハニンゲンダ!」》
●日時=2023年10月19日(木)12時20分~15時。
●場所=神戸大学鶴甲第1キャンパスB110教室。
●主催=神戸大国際文化学研究推進インスティテュート移住・移民センター。
●入場料=無料。
●参加申込=https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfAn1zPZse1soDBiQ1HVJ5TBqP-EjliFBsT8H5jUq_eYe2gAw/viewform
※当日飛び込み参加も可。
●問い合わせ=haruko.kudo[at]people.kobe-u.ac.jp
※送信する際は[at]を@に置き換えてください。

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