1月6日(土)~8日(月)、神戸大学キャリアセンター主催の「業界・企業合同説明会」が神戸大学鶴甲第1キャンパスの体育館で行われている。3日間で約140社が参加する。キャリアセンター職員は、「コロナ禍以降、採用時期の早期化が進んでいて、就活生は早めの対策が必要になる」と話した。<奥田百合子、笠本菜々美>
(写真:各企業のブースで学生たちが説明を受けている。2024年1月7日撮影。鶴甲第1キャンパスで)
1月6日(土)から8日(月)まで、神戸大学キャリアセンター主催で「業界・企業説明会」が行われている。予約不要で、3日合わせて約140社が参加する。
2023年と比べ、約1か月半前倒しされた今回の説明会。キャリアセンター職員は、「コロナ禍以降、企業が説明会や採用イベントなどをオンラインで独自に開催するようになった結果、採用時期の早期化が進んでいる。企業によっては1月下旬から始まる採用イベントの前に、(就活生に)色々な企業を知ってもらうため、この時期に合同説明会を開催した」と語った。
事前の対策が重要になりつつある近年の就職活動。自己分析、業界研究、インターンシップなど、企業にエントリーする前から、様々な準備が求められる。
神戸大学キャリアセンターでは、学部2年生の期末試験明け、2〜3月ごろから、自己分析やグループワーク対策を行なっている。民間企業だけでなく、公務員試験の学内対策講座も開講。内定者団体や他の民間就活支援企業に比べると、無料で利用できる上、国家資格を持つキャリアアドバイザーなど、質の高いサービスが受けられるところが、キャリアセンターの特長だ。
(写真:次に説明を受けるブースを探す学生たち。説明会は40分のターム制で行われる)
説明会には、全国展開や、関西を中心に営業する企業だけでなく、関東など遠方の企業も参加。関東から出展に来たある不動産の会社の社員は「今は(採用で何を重視するか)ステージが変わっているタイミング。ただ採用する人数を増やすだけではなく、質の高い人材を採用して会社の質も上げていきたい。オンラインでは本当の姿が見えないことがあるので、対面で学生と直接コミュニケーションをとっていきたい」と話した。
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了
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