6月1日、神戸大タッチフット部Rooksは横浜スタジアムで行われる第31回Sugarボウルに出場した。初戦では関東一般1位のONEPACKと対戦し、25-6で勝利して決勝に勝ち進んだ。決勝戦では、関西一般1位のHAIL MARYと対戦し、26-20で勝利。見事日本一を達成した。<蔦旺太朗>
(写真:表彰式後の集合写真。タッチフットボール部提供)
6月1日、神戸大タッチフット部Rooksは横浜スタジアム(神奈川県横浜市)で行われる第31回Sugarボウルに出場した。Sugarボウルは関東、関西の学生チームと一般チームの代表の4チームがトーナメント形式で競い合い、日本一を決める大会だ。
神戸大は、1999年の第8回大会で初めて決勝に進み初優勝。その後、2009年に惜しくも準優勝。2016年に、阪神ライオッツを破って17年ぶり2回目のV。2017年には成城大を降して2年連続3回目を果たした。今回は2019年以降、5年ぶりの出場となる。
神戸大は初戦で関東一般1位のONEPACKと対戦。25-6で勝利して決勝へと駒を進めた。決勝戦では関西一般1位のHAIL MARYと対戦。26-20という接戦を制して勝利収めた。これにより、神戸大は今季の目標としていた日本一を見事達成した。
(写真:日本一を喜び合うメンバー。タッチフットボール部提供)
以下は主将とヘッドコーチのコメント。
内藤千紗主将
「春トーナメントから3週間という短い期間でしたが、Sugarボウル優勝、日本一という目標に向けて部員全員で駆け抜けてきた結果が、日本一という結果に結びついて率直に嬉しく思います。また、点の取り合いという予想していた通りの試合展開となりましたが、練習してきたことを出しきり、2試合とも勝ちきれたことは大きな自信になりました。多くの方が横浜スタジアムに駆けつけてくださり、本当に多くの方々に応援されていることを実感し、日々支えてくれている皆様、応援してくださっている皆様に優勝という形で結果で返すことができて、本当に良かったと思います。私達の最終的な目標はSAKURAボウルで日本一なので、この結果に甘んじることなく、今日出た課題に向き合い続け、また秋に向けて何回りも成長できるよう、これからもアグレッシブに練習していきます」
西村菜津主将
「まずはSugarボウル優勝、春の日本一になれたということを純粋に嬉しく思っています。春季トーナメントで優勝してから3週間、少し無謀にもSugarボウル優勝を掲げ、初めての相手に対して、全員で必死に考えて練習してきました。その成果を発揮し、目標を達成できたこと、チームとして大きな成長となったと感じています。また、春季シーズンはたくさんのOGの方々にご協力いただき、そのおかげで今回の優勝があると思います。日頃のご支援ご声援、誠にありがとうございます。明日からは秋の日本一を達成するために、部員一丸となってまた一からスタートします。秋はより厳しい戦いが予想されますが、それを上回るべく、練習に励みます。会場に足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。応援団の皆様含め、応援がとても力になりました。今後ともRooksをよろしくお願いいたします」
北山ヘッドコーチ
「全員が全国大会初出場となる中、緊張やプレッシャーもある中で予想以上に勝負できた試合だった。2試合とも、経験のある社会人チームとの試合で苦しい場面もあったが、勝負どころでのプレーを決めきることができて勝ち切ることができた試合であった。反省点はあるものの、秋シーズンに向けて大きな収穫があった全国大会になった。この優勝という自信をかてに、秋シーズンにはさらなる成長をとげ、より強く、より応援されるチームにしていきたいと思います」
了
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