阪神・淡路大震災の犠牲となった神戸大生・教職員を取り上げた特別展「１９９５．１．１７　―神戸大学震災犠牲者の追憶―」が、１０月２４日（木）から神戸大百年記念館の１階展示ホールで開催される。神戸大学の大学文書史料室が主催していて、入場無料だ。１月３１日（金）まで。＜熊谷孝太＞

（画像：令和6年度神戸大学史・特別展「1995.1.17 -神戸大学震災犠牲者の追憶-」のポスター）

　１０月２４日（木）から１月３１日（金）に神戸大の六甲台第２キャンパスにある百年記念館１階展示ホールで、阪神・淡路大震災の犠牲となった神戸大生・教職員を取り上げた特別展「１９９５．１．１７　―神戸大学震災犠牲者の追憶―」が開催される。

　平日のみの開催で、開催時間は９時半～１７時。入場無料だ。告知ポスターによると、「肉親や友人等を亡くした方々の無念の思いに触れ、悲惨な震災の実態を取り上げる」としている。震災発生から２か月後に神戸大六甲台第１キャンパスにある六甲台講堂で挙行された合同慰霊祭の様子の写真や、震災で犠牲になった神戸大生のワープロなど、震災に関するさまざまな展示が行われる。この展示は、「阪神・淡路大震災３０年事業」のひとつだ。

　神戸大附属図書館震災文庫、人と防災未来センター資料室のほか、震災をいまの学生に伝えるために取材活動を続けている神戸大ニュースネット委員会も特別展に協力している。

　問い合わせは神戸大学大学文書史料室（078-803-5035）まで。

（画像：令和6年度神戸大学史・特別展「1995.1.17 -神戸大学震災犠牲者の追憶-」のポスター）

《令和６年度神戸大学史・特別展「1995.1.17 -神戸大学震災犠牲者の追憶-」》

●期間＝２０２４年１０月２４日（木）から２０２５年１月３１日（金）
　　　　年末年始（１２月２８日から１月５日）を除く平日のみ開催
１０月２６日（土）、１０月２７日（日）、１１月９日（土）、１１月１０日（日）、１月１１日（土）、１月１２日（日）は特別開催日
●時間＝平日　９時３０分から１７時
（特別開催日は１０時から１６時　１０月２６日のみ９時３０分から１７時）
●場所＝神戸大学百年記念館１階展示ホール
●主催＝神戸大学大学文書史料室
●協力＝神戸大学ニュースネット委員会、神戸大学附属図書館震災文庫、人と防災未来センター資料室　ほか
●料金＝無料
●問い合わせ先＝神戸大学大学文書史料室（078-803-5035）
●公式サイト＝https://lib.kobe-u.ac.jp/archives/12635/

了