社会科学系図書館で震災資料展が開催中 2月3日(月)まで

 神戸大附属図書館は、阪神・淡路大震災当時の被災状況や街の様子と30年後の復興を遂げた現在の様子を、所蔵資料を中心とした写真や地図などで紹介する資料展「阪神・淡路大震災30年 あの日の神戸―記憶の継承―」を、10月22日(火)から社会科学系図書館本館2階の展示ホールで開催している。入場無料で、2月3日(月)まで行われる。〈長瀬福実〉

(画像:令和6年度神戸大学附属図書館資料展「阪神・淡路大震災30年 あの日の神戸―記憶の継承―」のポスター)

 神戸大学附属図書館主催の資料展「阪神・淡路大震災30年 あの日の神戸―記憶の継承―」が、10月22日(火)から、社会科学系図書館本館2階の展示ホールで開催されている。入場無料、事前予約などは不要で、来年2月3日(月)まで。開催時間などは社会科学系図書館の開館スケジュールに準ずる。

 この資料展は、附属図書館が「所蔵する貴重な資料を多くの皆様にご覧いただきたい」として平成16年度から毎年実施している資料展示活動の一環で、震災から30年の節目を迎えるにあたり、「あの日の神戸―記憶の継承―」をテーマに、当時の被災状況や街の様子と30年後の復興を遂げた現在の様子を、所蔵資料を中心とした写真や地図などで紹介するものとなっている。

 今回は、神戸市のうち「長田区」「中央区」「灘区・東灘区」の3エリアと、神大の各キャンパスが中心に取り上げられており、来場者は、JR六甲道付近や、三宮センター街、普段授業を受けている神大のキャンパス内といった、神大生に馴染みのある身近なスポットの震災当時と現在を見比べ、復興の様子を確認することができる。より詳しい展示品目録は、公式サイト下のPDFファイル(https://lib.kobe-u.ac.jp/media/sites/2/img-ctlg-exhibition2024.pdf)から閲覧可能だ。

 附属図書館は、今回の資料展に関して公式サイト内で、「記憶の風化を防ぎ、次の大災害への備えを考える機会となれば幸いです。多数のご来場をお待ちしております」とコメントしている。

《令和6年度神戸大学附属図書館資料展「阪神・淡路大震災30年 あの日の神戸― 記憶の継承―」》
●期間=2024年10月22日(火)から2025年2月3日(月)
    ※図書館の開館スケジュールに準ずる。祝日および11月4日、12月28日〜1月5日、1月18・19日は休館。ただし、11月3日(日・祝)は開館
●時間=平日 8時45分〜20時(ただし1月17日は17時閉館)
   土日 11時〜17時
●場所=神戸大学附属図書館 社会科学系図書館本館2階 展示ホール
●主催=神戸大学附属図書館(震災文庫)
●料金=無料
●問い合わせ先=神戸大学附属図書館 震災文庫(TEL:078-803-7342、E-mail:shinsai@lib.kobe-u.ac.jp
●公式サイト=https://lib.kobe-u.ac.jp/support/exhibition/

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