震災30年パネル写真展始まる 12月13日(金)まで鶴1ラーニングコモンズで

 1995年1月17日に発生した、阪神・淡路大震災。私たちの知らない当時の六甲や深江周辺の被災した街を記録したパネル写真展「あの日、壊れた街 六甲道・深江・三宮…」(主催=神戸大学ニュースネット委員会)が、11月21日から始まりました。神戸大鶴甲第1キャンパスA棟1階のセブンイレブン横「ラーニングコモンズ」で、土日を除く12月13日(金)まで開催。なお、12月16日(月)から1月31日(金)は、百年記念館1階展示ホールに会場を移して展示します。

(写真:展示スペースの様子。2024年11月21日9時30分撮影。鶴甲第1キャンパス「Skyラーニングコモンズ」で)

 見慣れた六甲の街が、深江の阪神高速が、三宮のデパートが、30年前の地震でこんな被害を受けていたなんて…。当時の報道写真や記録写真は、震災を知らない私たちにとっては大きな衝撃です。

 あの日の現実と向き合うことで、私たちは阪神・淡路大震災を知る一歩を踏み出すことになるでしょう。

 この写真展会場では、倒壊したJR六甲道駅や、震災2か月後に行われた神戸大学犠牲者合同慰霊祭の様子など、約20枚の写真がパネルで展示されています。

 また、震災で神戸大生を亡くしたご遺族のインタビューを一部抜粋したものもパネル化されています(前期展のみ)。

 初日に来場した男子学生(海政・1)は「普段過ごしている場所が過去はこんな様子だったのかと思った。30年でこんなにきれいになっていることはすごい」と驚きを見せていました。
また、ある大学職員は「当時の写真をみることで、震災についての理解が深まり、準備の必要性をより理解できた」と話しました。

(写真:展示を閲覧する学生たち。2024年11月21日午前撮影)

《震災30年写真パネル展「あの日、壊れた街 六甲道・深江・三宮…」前期展示》
●日時=2024年11月21日(木)〜12月13日(金)の平日のみ開催。最終日12月13日(金)は16時まで。
●場所=神戸大学鶴甲第1キャンパスA棟1階[ラーニングコモンズ]。
●アクセス=徒歩 阪急「六甲」駅下車、徒歩で北へ約25分。▽神戸市バス「阪急六甲」、「JR六甲道」、「阪神御影」から、16系統、106系統「六甲ケーブル下」行き乗車、「神大国際文化学研究科前」下車。
●入場料=無料。
●主催=神戸大学ニュースネット委員会。
●協力=神戸大学校友会。
●お問合せ=神戸大学ニュースネット委員会 メール:newsnet_kobe_u@goo.jp。

(地図:市バス16系統、106系統「神大国際文化学研究科前」下車。陸橋を渡ったところの、矢印の建物です。階段を上がり、下から2番目のフロア=1階へお越しください。キャリアセンター向かい側、セブンイレブン横のスペースが会場の「鶴甲第1キャンパス ラーニングコモンズ」です。)

《震災30年写真パネル展「あの日、壊れた街 六甲道・深江・三宮…」後期展示》
神戸大学大学文書史料室主催の特別展 「1995.1.17-神戸大学震災犠牲者の追憶-」とあわせて展示されます。
●日時=2024年12月16日(月)〜2025年1月31日(金)で、年末年始(12月28日~1月4日)を除く平日開催。ただし1月11日(土)、12日(日)は特別開催。
●場所=神戸大学[百年記念館]1階展示ホール。
●アクセス=徒歩 阪急「六甲」駅下車、徒歩で北へ約20分。▽神戸市バス「阪急六甲」、「JR六甲道」、「阪神御影」から、36系統「鶴甲団地」行き乗車、「神大文・理・農学部前」下車。
●入場料=無料。
●主催=神戸大学ニュースネット委員会(関連パネルのみ)。
●協力=神戸大学校友会(関連パネルのみ)。
●お問合せ=神戸大学ニュースネット委員会 メール:newsnet_kobe_u@goo.jp。

(地図:市バス36系統「神大文・理・農学部前」下車。門を入って南へ歩いて、文学部前ロータリーの左奥へ進んでください。)

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