マンドリンクラブの第69回定期演奏会 12月22日(日)に灘区民ホールで
神戸大学マンドリンクラブが、12月22日(日)に神戸市立灘区民ホール(神戸市灘区)で第69回定期演奏会を開催する。15時30分開場、16時開演で入場無料。<長瀬福実>
(写真:定期演奏会のチラシ)
来年で創部110周年を迎える神戸大学マンドリンクラブが、12月22日(日)に神戸市立灘区民ホール(神戸市灘区岸地通)の「大ホール」で第69回定期演奏会を開催する。15時30分開場、16時開演で入場無料。事前予約などは不要。
文化総部に所属しているマンドリンクラブは1915年に活動を開始し、今ではOB・OGも1000名を超える歴史を持つ団体。「マンドリン」と、その仲間である「マンドラ」「マンドセロ(マンドロンチェロ)」に「クラシックギター」と「コントラバス」を加えたオーケストラである(楽器紹介は本記事後半を参照のこと)。
現在は50名前後の部員が所属し、学生会館での週2〜3日の練習に加え、各種イベント、合宿などを行い、年2回(3月・12月)の演奏会に向けて活動を行なっている(日々の活動風景は各種公式SNSで確認できる)。
今回の演奏会では、マンドリンの故郷イタリアのオリジナル曲から、邦人作曲家による作品、さらにはミュージカル音楽やクラシックまで、様々なジャンルの全8曲の演奏が予定され、マンンドリンオーケストラを最大限に楽しめる構成となっている。また、春から入部した1回生にとっては初めての舞台であるほか、これまで部活を支えてきた4回生の引退公演でもあり、活動の集大成を披露する場だ。
(写真:マンドリン部の練習風景(加工済)。2024年12月14日13時30分撮影。神戸大鶴甲第1キャンパス学生会館で)
《神戸大学マンドリンクラブ 楽器紹介》
・マンドリン:イタリア発祥で、「イチジクを縦半分に割った形」に例えられる、丸みを帯びた弦楽器。コロコロとした可愛らしい高音が特徴で、メロディを担当することが多い。もっとも人数が多いパート。
・マンドラ:マンドリンより1回り大きく、1オクターブ下の音が出る。中音域を生かしてメロディーやハモリ、対旋律、伴奏まで担当し、調和感をオーケストラ全体に与える。
・マンドロンセロ:マンドラよりさらに1回り大きく、深みのある低い音が特徴。ビートを刻んだり、重厚なメロディーを演奏したりと、曲全体に厚みを持たせることができる。
・コントラバス:通称ベース。オーケストラを支える縁の下の力持ちとして、伴奏を担当する。楽器の大きさはもちろん、オーケストラ内で最も低い音が出るため、存在感抜群である。
・クラシックギター:他のギターとは異なり、ナイロン弦が張られており、指で弦を弾いて演奏する。あたたかい音色が特徴で、伴奏を中心に、時にはメロディーも奏で、オーケストラに華を添える。マンドリンの次に人数が多いパート。
《神戸大学マンドリンクラブ 第69回定期演奏会》
●日時=2024年12月22日(日) 開場15時30分 開演16時。
●場所=神戸市立灘区民ホール(マリーホール)「大ホール」(神戸市灘区。JR神戸線摩耶駅から徒歩約10分。阪急神戸線六甲駅、JR神戸線六甲道駅から徒歩約15分)
●入場無料。
●主催=神戸大学マンドリンクラブ。
●後援=弦友会。
●お問い合わせは各種公式SNSへ。
▽公式X @KobeUnimandolin
▽公式Instagram @KobeUnimandolin
▽公式HP:https://kobeuni-mandolin.jimdofree.com
▽公式ブログ:http://kumc.blog27.fc2.com
※ なお、マンドリンクラブでは新入部員を募集している。興味のある方は各種公式SNSのDMまで。
了