「スタンドを見れば絶対的な味方が」 応援団総部の「翔鷹祭」、第64代が引退
12月21日に神戸市長田区文化センター別館ピフレホールで、神戸大学応援団総部応援団による第3回「翔鷹祭」が行われた。一年間の活動の集大成であり、第64代はこの公演をもって引退する。リーダー長の山田智仁さんが引退する今の心境を寄せた。<熊谷孝太>
12月21日に神戸市長田区文化センター別館ピフレホールで、神戸大学応援団総部による第3回「翔鷹祭」が開催された。「翔鷹祭」は、応援団総部応援団の一年間の活動の集大成であると同時に、4年生の引退公演だ。今年は「今刻む、飛躍の軌跡」をサブタイトルに演舞が披露され、応援団総部応援団第64代団長の河村愛菜さん(文・4)、同リーダー長の山田智仁さん(経済・4)が引退した。
(写真:「翔鷹祭」で演舞を披露する応援団総部応援団。提供:応援団総部応援団)
第64代リーダー長の山田智仁さんは、応援団としてのこれまでの活動を振り返り、引退する今の心境を「嬉しい気持ちと達成感で一杯」と述べた。第64代は、コロナ禍に入団し、応援活動に制限がかけられた時代を経験した代でもある。「(神戸大の各団体の選手に)「心が折れそうなときは、スタンドを見れば絶対的な味方がいるよ」と伝えることを一番大切にしていました」と語り、「応援団は頑張れば頑張るほど、応援すればするほど、沢山の方に応援してもらえます。これから大変なこともあると思いますが、みんなで力を合わせて頑張ってください!」と後輩を激励した。
(写真:「翔鷹祭」で演奏を披露する応援団総部吹奏楽部。提供:応援団総部応援団)
翌日12月22日に、応援団総部応援団は幹部交代式を行い、第65代体制に移行したことを公式Instagram(https://www.instagram.com/kobe_o_endan/?utm_source=ig_embed&ig_rid=9d27391f-79c5-4e14-abd4-c61205773e68)で明らかにした。第65代団長には笠置涼さん(農・3)が就任する。「今後は、新2~4回生8名で、団方針に『連大』を掲げ、神戸大学をより一層盛り上げて参ります」と投稿している。
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