快晴の下、にぎわう新歓祭 今年は1200人以上来場

 3月25日から26日にかけ、鶴甲第1キャンパスグラウンドで新入生歓迎祭が行われた。来場者は2日間かけ、1200人を超え、約160団体のサークル・部活動が出展し、入部の勧誘を行った。去年は1日目が大雨に見舞われるという不運にあったが、今年は快晴となり気温が程よく、比較的過ごしやすい天気だった。ステージでは両日ともに恒例のビンゴ大会が開かれ、歓声がたびたび聞こえる大盛況をみせた。<加藤まゆり>

(コピーダンスサークルEtoileのステージ。2025年3月26日14時15分ごろ)

 3月25日から26日にかけ、鶴甲第1キャンパスグラウンドにて、神戸大学新入生歓迎祭が行われた。来場者は2日間かけ、1200人を超えた。約160団体のサークル・部活動が出展し、入部の勧誘を行った。去年は1日目が大雨に見舞われるという不運にあったが、今年は快晴となり気温が程よく、比較的過ごしやすい天気だった。新入生にとっては大学生活のスタートラインであり、サークル・部活にとっては存続のための新たな人材を得る重要な機会である。入り口では看板やチラシを携えた在校生たちが、新入生に積極的にアピールしているのが、開始早々見受けられた。

 新歓祭ではブースだけでなく、ステージ上でのパフォーマンスも開催される。合気道やダンスの実演では、来場者からの盛大な拍手が巻き起こった。新たなメンバーが仲間入りして盛り上がっているところもあれば、なかなか人が来ず暇そうにしているところなどもある。

 毎年恒例のビンゴ大会は両日開催され、歓声がたびたび聞こえる大盛況をみせた。景品は新生活に役立つ電化製品などであり、新入生は熱心に取り組んでいた。

(ビンゴ大会の様子。20252025年3月26日15時半ごろ)

 経済部の新入生は「元々高校でサッカー部だったのでスポーツ系の、特にサッカーの団体のブースに行った。バイトもしたいが、活動頻度が多いところだと難しいので、今のところサークルを考えている」と話した。経営学部の新入生は「呼び込みで引き止められ、まだまだ見てない団体がある。応援団のチアが魅力的だった」と語った。

 日本拳法部の榊梨杏さん(済・新3)と吉本衣織さん(済・新3)は「1日目は厳しい感触だった。部長が喝を入れて、2日目の反省を踏まえて必死に声掛けをすると、新入生が多く来てくれた」と喜びの笑顔を見せた。

(写真:新歓祭終了後、全団体がテントを片付ける。2025年3月26日16時半ごろ)

 今回が運営する側となってから初めての新歓祭となる、新歓祭実行委員の井上晃太朗さん(済・新2)は「自分たちの新歓と運営を並行して行うのが難しかった.トラブルもなく、多くの新入生が来てくれたので良かった」と話した。

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