神戸大GIが、7月8日から10日(木)まで鶴1食堂横学生ホールで、本のフリーマーケット「となりの本屋さん」を実施している。読書スペースや本の中身が分からないブラインドコーナーもある。担当者によると学生の読書習慣の向上が狙いで、「100円やったら買ってみようかな」と話す来場者もいた。<加藤万由里、奥田百合子>

(写真:フリーマーケット「となりの本屋さん」の様子。2025年7月8日15時33分撮影)
神戸大生協学生委員会(神大GI)が、本のフリーマーケット「となりの本屋さん」を、7月8日から7月10日(木)の14時50分~18時(最終日は16時半まで)に鶴甲第1キャンパス食堂横学生ホールで開催している。1冊100円だ。

(写真:会場の鶴甲第1キャンパス食堂横学生ホール。2025年7月8日15時31分撮影)
フリーマーケットでは、GIが6月半ばにガチャガチャ券と引き換えに集めた300冊弱の本が出品されている。担当者によると、このイベントの目的は、普段から本を読む人には新しいジャンルの本を読む機会を与え、本を読まない人には読書習慣をつけてもらうことだという。
ニュースネットが取材した初日の7月8日には、イベント開始30分ほどで約70冊売れたという。
本を読むスペースや、ブラインドコーナー(封筒に入っているため本のタイトルが分からず、「〇〇な人におすすめ」という記載のみある)などもある。

(写真:ブラインドコーナー。複数の封筒が置いてある。2025年7月8日15時44分撮影)
今回の企画の担当者である原田結衣さん(法・3)らは、「設営や(本を購入するともらえる)ブックカバーも自分たちで作りました。思ったよりみなさん来てくださった。(本の購入時にGIが実施している)インタビューによると、普段は本を読まない人も来てくれている」と話した。
来場者の一瀬美緒さん(営・2)は「3冊買いました。前から2冊は知っていて、(正規の)金額を出してまで買うのはって感じやったけど、100円やったから買ってみようと思った。デザインが可愛いかったから家にあったらいいなって」と笑った。
公式サイトによると、神大GIは受験生相談会や生協施設のレシートを使った福引きイベントなどの企画を実施したり、「Rambler Times」という冊子を発行したりするなど、さまざまな活動を行っている。「となりの本屋さん」は前期最後のイベントで、後期のイベントは夏休みに企画するという。
了
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