近畿学生野球2部の秋季リーグが開幕。9月4日の初戦で、神戸大は太成学院大に4−0と快勝した。伊藤主将は「慢心せずに1部を目指したい」と明るい表情。中井監督は、「集中して取り組んでいるので、大丈夫、昇格します」と決意を語った。<取材班>
初回、神戸大2死満塁の場面で6番保田(1年)に太成大・安田が四球を与え、まず先制点をあげた。
4回裏には、7番池上(3年)の犠飛と、9番友金(2年)の犠飛でさらに2点を追加。
7回裏にも4番米田(2年)が、2死2塁から右前安打を放ち、伊藤(4年)が帰ってダメ押しの4点目を加えた。
一方、太成大は6本のヒットを得点に結びつけられず、4−0で神戸大が快勝した。
●近畿学生野球2部秋季リーグ 第1節1回戦
9月4日 @くら寿司スタジアム堺
太成大 000 000 000=0
神戸大 100 200 10X=4
初戦が終わって球場の外に出てきた選手たちは、みな笑顔だった。伊藤主将も、明るい表情でインタビューに答えた。
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(写真:伊藤翼主将 堺市中区のくら寿司スタジアム堺で 2025年9月4日午前11時すぎ撮影)
伊藤翼主将の話
(開幕戦を)勝ってよかった。春の入れ替え戦に負けたところから、しっかり打撃も磨いて、オープン戦でも調子を整えてきた。この秋はなんとか1部昇格をという思い。開幕戦は難しいところがある中で勝てた。しっかり、慢心せずに1部を目指したいと思う。

(写真:試合後、選手たちに声をかける中井明則監督 2025年9月4日午前11時すぎ撮影)
中井明則監督の話
開幕戦としては、この4シーズンで一番いい出来だった。これまでは、緊張して苦しい展開が多かった。きょうは、4年生は一番緊張していたけど、後半には地に足をつけてできた。2年生、1年生ものびのび試合できた。基本に忠実に点を取っていく展開ができたかなと思う。
うちの戦い方としては、しっかり守ること。最少失点で、相手をロースコアで抑えること。相手にいいピッチャーが来ても、バッターはタイムリーで3点は取っていく。古い型かもしれないが、それでいく。
(チームはみんな)集中して取り組んでいる。今シーズンで(1部に)昇格するつもりで(臨んでいる)…。いや、大丈夫、昇格します。
了
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