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- 震災31年の慰霊献花式 次の世代に語り継ぐ
1月16日、神戸大六甲台第1キャンパスの慰霊碑で震災慰霊献花式が行われた。阪神・淡路大震災から31年を迎えるのを前に、遺族や犠牲者の友人など約150名(大学発表)が参列。参列者は黙祷と献花を行い、亡くなった神戸大の学生や職員を偲んだ。<取材班>
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(写真:花が供えられた慰霊碑。2026年1月16日13時14分)
例年は震災当日の1月17日に行われる震災慰霊献花式だが、今年は大学入学共通テストが17日から始まる影響で、16日に開催されることになった。
日差しが差し込むなか、六甲台第1キャンパス(神戸市灘区)には11時半頃から参列者が集まり始めた。共通テストの前日で大学自体が休講だったので、学生の姿はまばらだったが、遺族や犠牲者の友人、大学役員などを中心に約150人(大学発表)が参列した。
式典開始時時刻の12時半になると、全員が慰霊碑を囲んで1分間の黙祷を捧げた。黙祷後には、大学を代表して藤澤正人学長が花束を慰霊碑に献花し、続けて大学幹部も白い菊の花を供えた。その後、参列した遺族らが献花した。献花者の中には経済・経営・法学部の学部長らの姿もあった。
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(写真:慰霊献花式で黙祷する参列者。2026年1月16日12時31分撮影)
藤澤学長はニュースネットの取材に対し、「31年経ったが、毎年この時期になると震災のことが思い出される。やっぱり何年経ってもこういうことがあったということを忘れず、神戸大学でたくさんの犠牲者が出たということも忘れずに、大学として防災減災に取り組んでいかないといけないなと思う」と語った。
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(写真:献花する藤澤学長。2026年1月16日12時32分撮影)
東灘区の深江キャンパスでも、同日12時30分から神戸商船大学犠牲者慰霊碑の前で献花式が行われた。震災で犠牲となった神戸大海洋政策科学部の前身である神戸商船大の学生5人(うち留学生1人)、研究員1人の計6人を追悼した。
▽関連記事=震災31年 深江キャンパスで献花式「あの揺れは経験した人にしか分からない」伝聞の重要性を強調 | 神戸大学NEWSNET委員会
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(写真:黙祷する海事科学研究科の教職員ら)
献花式が行われた六甲台第1キャンパスの慰霊碑付近では、17日に行われる共通テストの下見に訪れた受験生もいた。「今日の献花式については全然知らなかった。神戸にとって忘れてはいけないことだと思うし、聞いたことを語り継がないといけないと感じた」と話した。
また、中国出身で六甲台第1キャンパスを訪れたRun Kaiさんは、「私は今日旅行者として大阪から神戸に来たばかりだが、あなたたちが地震で亡くなったひとたちを追悼していることはわかった」と率直な感想を語った。
1995年(平成7年)1月17日午前5時46分に発生した兵庫県南部地震で、神戸大では、学生39人(うち留学生7人)、職員2人と、名誉教授1人、生協職員2人が犠牲になった。海洋政策科学部の前身の神戸商船大では、学生5人、研究員1人が亡くなった。六甲台第1キャンパスの慰霊碑は震災の翌年3月に建てられ、その後、毎年慰霊碑前で献花式が行われている。
(川﨑成真/久保田一輝/成瀬泉/加藤万由里/本田愛喜/尾畑陽貴/奥田百合子/本多真幸/木下由翔/田中博朗/伊藤望)
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了
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