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- 震災31年慰霊献花式 参列者のことば【前編】
阪神・淡路大震災から31年になる前日の1月16日、神戸大六甲台第1キャンパスでは慰霊献花式が行われた。例年1月17日当日に行われるが、今年は共通テストと重なったため、1日早まっての実施となった。神戸大ニュースネット委員会は参列者がどのような思いで献花式に訪れたのか、話を聞いた。前編では、震災で亡くなった神戸大生の遺族と友人のコメントを紹介する。後編では、大学教職員や一般市民のコメントを掲載する。<ニュースネット取材班>

(写真:慰霊碑前で集合する遺族や関係者ら)
震災で亡くなった神戸大生の遺族・友人
▽戸梶幸夫さん(78歳)、戸梶栄子さん(76歳)
当時経営学部2年 故・戸梶道夫さん<大阪府立三国丘高卒/バドミントン部>の父と母。
「親が来られない方も多くなり、ここでみんなに会うのを楽しみにしているので、少なくなってきてさみしい。早いです、30年。今日の夜泊まって、あした東遊園地に行きます。今日は(献花式が)1日早かったから」

▽坂本秀夫さん
当時工学部3年の坂本竜一さん<兵庫県立八鹿高卒>の父親。
財布の中からチャック付きポリ袋に入った息子との2ショット写真を出し、それを見せながら語る。
「あいつのところに行くのが近くなった。あと何回来られるか分からないと、80を過ぎたら考えてしまう。車がなくてもバスでも何でも来年も来る。今まで仏壇にしまっていた、自分が(竜一さんに)プレゼントした銀貨を今日、神戸大に寄贈した。そこらへん(慰霊碑の砂利の中)に埋めてやろうとも思ったのだけど、人目にふれられるように」

▽森尚江さん(89歳)・森祐理さん
当時法学部4年 故・森渉さん<大阪府立泉陽高卒/軽音楽部>の母と姉。
「来てよかった。渉のことは悲しいけど、皆さんで追悼していただいて、『渉よかったね』と言っています」
「もう30年で終わり、今年は来ないと言っていました。でもたまたま16日になって私も時間が空いたので(来ることにした)。やっぱり遺族が少ないので、来てよかったと思う。(母も)『この名板に立つと涙が出る』ってさっきも泣いていましたので、やっぱりここは渉に近くなる場所だなと思います。」
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▽鈴木弘さん・鈴木綾子さん
当時工学部3年建設学科 故・鈴木伸弘さん<静岡県立浜松北高卒/軟式野球部>の父と母。
「浜松から新幹線と電車を乗り継いで今日ここに来た。毎年そうしている。以前よりも人が減っている気がする」
「献花式は毎年晴れているような気がする。もう自分は(綾子さん)80近くになるが、来られるまで来たいと思う。献花式で知り合った他の遺族の方とは今でも連絡は続いている。その方は今日は体調が悪くて来られなかったが」

▽上野政志さん
当時発達科学部2年 故・上野志乃さん<兵庫県立龍野高卒/マンドリン部>の父。
「(気持ちは)変わらない。変わらないですね。神戸に来ることは少なくなった。今年も(この後の夜の講演会で)話をする。娘がこの世におった、生きていたということ、逆縁の話をする。生きていることは素晴らしいと伝えたい」

▽国司和丸さん
当時経済学部3年 故・高見秀樹さん<鳥取県立米子東高卒/応援団>の1期後輩、第36代応援団長。
「今は東京の方に住んでいるが、毎年(献花式に)来ています。毎年の変化を伝えに来ようという感じ」

▽中村治人さん
当時経済学部3年 故・高見秀樹さん<鳥取県立米子東高卒/応援団>の後輩。
「いつもと変わらずだ。今は東京に住んでいる。もう31年たつが来られる時は毎年来ている。今年は金曜日だったので来られた」

▽越山健治さん
当時経営学部2年 故・戸梶道夫さん<大阪府立三国丘高卒/バドミントン部>の先輩。
「毎年来てるので。今年も挨拶みたいなものですね」

了
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(川﨑成真/久保田一輝/成瀬泉/加藤万由里/本田愛喜/尾畑陽貴/奥田百合子/本多真幸/木下由翔/田中博朗/伊藤望)
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