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- 【1月号掲載】ルミナリエ継続に助力 光る募金箱 学生が制作
工学研究科塚本・寺田研究室の学生らが、12月6~15日に中央区で開かれた「神戸ルミナリエ」で、制作した「光る募金箱」を使い、募金活動をした。募金活動は慢性的に不足しているルミナリエの開催資金獲得を目的に実施。2019年は337万7683円を集めた。
ルミナリエは、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂などを目的に震災の起こった1995年から毎年行われている。同研究室は2005年からルミナリエのボランティア活動に参加していて、募金活動が始まった07年からは毎年、光る募金箱を作成している。
光る募金箱は硬貨を入れるとセンサーが反応し、発光ダイオード(LED)の色が変わる。制作には神戸大の学生28人の他、神戸芸術工科大の学生8人も参加した。19年は硬貨を入れると募金箱と連動して帽子が光る作品や、正十二面体の作品など3点を新たに追加。同研究室の青木啓晃さん(修士課程)は「楽しんでもらうことで募金してもらった感謝を伝えるため、今までになかったものを作成した」と話す。
会場では募金箱が光る様子を写真に収めるなど、多くの来場者が光る募金箱を楽しんだ。青木さんは「子どもたちが喜んでくれることや、『毎年楽しみにしている』と声を掛けてもらうことがうれしい」とやりがいを語った。募金した須磨区の女子小学生は「色がきれいだった」と話した。
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