神戸大学海事科学部の前身の私立「川崎商船学校」が１９１７（大正６）年に設立されて１００年。この間の海技者教育の歩みを、多くの資料から紹介する巡回展が、３月９日（金）から４月６日（金）まで、六甲台キャンパスの社会科学系図書館２階で行われています。

　私立「川崎商船学校」が設立されたのが、１９１７（大正６）年。その後、１９２０（大正９）年８月に官立神戸高等商船学校が創立され、１９５２（昭和２７）年5月に神戸商船大学が設置されました。この間、日本の生命線を維持するために多くの商船士官を輩出し社会的責任を果たしてきました。
　平成２９（２０１７）年には深江の地で始まった海技者教育が１００年を迎えました。これを記念し、企画展「神戸の海技教育100年」が開催されています。
　戦後の神戸商船大学設置から、２００３年に神戸大学大学院海事科学研究科・海事科学部となる海技者教育の歩みが、さまざまな時代背景や多数の資料などから紹介されています。
　神戸大学海事博物館、同百年記念館で行われた展示の巡回展。

《巡回展「神戸における海技教育１００年の歩み」》
●日時＝２０１８年３月９日（金）～４月６日（金）１７：００～。
●場所＝六甲台キャンパス　神戸大学社会科学系図書館（神戸市灘区六甲台町２―１）
［地図］
●アクセス＝阪神電車「御影」駅、ＪＲ「六甲道」駅、阪急電車「六甲」駅から、神戸市バス３６系統「鶴甲団地」行き乗車、「神大正門前」停留所で下車。▽阪神電車「御影」駅からタクシーで約２０分、ＪＲ「六甲道」駅からタクシーで約１５分, 阪急電車「六甲」駅からタクシーで約１０分。
●主催＝神戸大学海事博物館（ http://www.museum.maritime.kobe-u.ac.jp ）。
●問い合わせ＝神戸大学社会科学系図書館　電話０７８－８０３－７３３９。