アメリカンフットボールの関西学生リーグは9月22日、EXPO FLASHFIELD(大阪府吹田市)で神戸大ー京都大が行われ、31―14で神戸大が4年ぶりに京都大に勝利した。
試合開始直後、WR中谷(法・3年)の京大をかわしながらのラン、DB廣常(法・4年)のディフェンスなどにより神戸大がエンドゾーン近くまで攻め込んだ。勢いは止まることがなく、RB西田祐(工・3年)が京大6番にしがみつかれながらもTD。試合開始2分半で先制点を挙げた。第1Q終盤にもQB是澤(法・3年)がTD。第1Qで14点を獲得する。
その後も中谷の活躍が光る。第2Qでは京大に2回TDを許すも、残り30秒で中谷のFGが決まり会場は熱気に包まれた。17―14でリードを保ち前半を終える。
第3Q残り3分、RB西田(経営・4年)からRB錦織(文・4年)のパスがつながりTD。第4Qでも中谷のTDが決まる。後半は京大に1点も与えることなく、安定した試合展開で勝利を手にした。
【試合後のコメント】
▽RB錦織
関学戦で大敗を喫し、技術面どうこうではなく気持ちの面で関学が上回っていると感じた。京大戦では空いている時間にビデオを観て、全員で戦い方を考えた。その結果、京大を倒すイメージしかなかった。京大に勝ったのは4年ぶりで、チームの歴史を塗り替えられてうれしい。第3QでのTD、結構競っていたので決まって良かった。しかし、次戦以降勝っていくことが大事なので、神戸に帰ったら気持ちを切り替えたい。
▽WR中谷
1戦、2戦目と負けて悔しかった。キッカーをやっているので1回はボールを触る。試合前はチームの士気を上げてやろうという気持ちだった。1、2戦目は活躍できず、チームに貢献できなかったので、2QにFGが決まってめちゃくちゃうれしかった。
▽RB西田祐
アップが始まったとき、ぴりっとしたいい緊張感を感じた。「勝つんちゃうかな」と思えた。今までの試合は第1QほぼRBは無得点で、立ち上がりでなかなか得点が取れなかったが、今日は第1Qで得点が取れた。今日の試合では常にリードを保てた。ゴールも絶対入ると思った。
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