2月に発売された「小論文が、よく書ける原稿用紙。」(マナビノミカタ)の製作に参加した。担当したのは校閲と教材のテスト版を体験してのレビューだ。
「小論文が、よく書ける原稿用紙。」は小論文の書き方やこつを図解した教材と原稿用紙を合わせた製品。小論文を書くこつを「的」「弓」「矢」を使い、3ステップで表した小論文弓矢方式で説明している。
ニュースネット委員会の元編集長で、ニュースネットが加盟するUNN関西学生報道連盟では配信する全ての記事の責任を負う報道局長も務めた。
「小論文が、よく書ける原稿用紙。」の制作者の本下(ほんげ)瑞穂さんは、阪神・淡路大震災で亡くなった神戸大生上野志乃さん=当時(発達・2年)=の高校と画塾の後輩。本下さんがニュースネットを通じて上野さんの父、政志さんに連絡を取ったことがきっかけで知り合い、今回の開発協力につながった。
サークル活動やアルバイトで日頃から記事の校閲をしていて、校閲をするのが好きだった。「自分の好きなことで役立てるなら」と依頼を受けた。
校閲では事実と異なっていないか、誤字脱字、衍字(えんじ)がないか、表記が統一されているか、前のページと異なる主張をしていないかなどをしっかり確認したという。「印刷物になるので信頼性を担保しなければ」と校閲する上で意識したことを語った。
製作の協力者として製品に名前が載ったことについて「責任を感じる。ちゃんとやってよかった」と話した。
「小論文が、よく書ける原稿用紙。」は書店やインターネットで購入できる。価格は950円(税込み)。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。