2017年度一般入試は、前期日程の合格者発表が3月9日、各キャンパスで行われた。全10学部に5711人が受験し2020人が合格した。平均倍率は2.8倍。新設の国際人間科学部には、780人が受験し、249人が合格した。
午前10時に合格者の受験番号が掲示されると、各会場で喜びの声が上がった。掲示場所の一つ、六甲台本館では、アメリカンフットボール部レイバンズによる毎年恒例の胴上げがあり、合格者を祝福した。
鶴甲第1、2両キャンパスでは国際人間科学部の合格者発表があった。グローバル文化学科に合格した杉田夏希さんは「国際関係の仕事に興味がある。海外の考えや文化を学べたらいいと思う」と意気込む。
会場で孫の合格を確認した大阪府在住の女性は「自分も緊張して数日前から眠れなかった。毎日頑張っているのを知っていたので本当に良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
■合格者の声
▽谷郁実さん(経済)
「予備校に毎日通い、授業のない夏休みもひたすら勉強した。国語が苦手でセンター試験後はずっと国語の対策に追われていた。大学ではレイバンズに入るつもり」
▽小六(ころく)祐輝さん(経営)
「受験科目はどれも平均的な成績だったが、勉強は大変だった。胴上げは初めての経験だったのでびっくりした」
▽網代(あじろ)薫さん(法)
「浪人したが現役生中心の塾に通った。1人で受験を乗り切るのは難しいと思い、積極的に現役生とも話した。『青少年自然の家』でボランティアをしたい」
▽清水海成さん(国人)
「元々スポーツが学びたくて、発達科学部の人間行動学科を志望していた。心理学にも興味があり、スポーツ科学か心理学かどちらかを学んでいきたい」
▽〓〓〓〓さん(国人)
「(合格発表を)1人で見に来たのでずっとドキドキしていた。2次試験の出来に自信が無かったので、自分の番号を見つけるまで絶対不合格だと思っていた。小学校教員になりたいので元々発達科学部の人間形成学科を志望していた。子ども教育学科で教員免許の取得を目指す」
(順不同)
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