放送委員会の学生らが兵庫県選挙管理委員会から依頼を受け、2日投開票の県知事選への投票を若者に呼び掛けるCMを作った。CMは県選管が運営する県知事選の特設ホームページで視聴できるほか、三宮や姫路の街頭モニターで流された。
CMのテーマは「自分の1票で政治を動かそう」。パズルをモチーフとし、投票用紙が最後のピース。はめた瞬間、背景の神戸・メリケンパークの風景が動き出す。
テーマの決定や撮影、編集など全て学生が行った。制作に携わった学生は5、6人。5月初めに企画が持ち込まれ、1カ月ほどで完成。背景は神戸港から船が出る様子をハーバーランドの商業施設「umie(ウミエ)」の側から撮影し、CGで合成した。制作期間が短く、時間との闘いだったという。
県選管からCM制作の依頼を受けるのは2015年の県議選、16年の参院選に続き3回目。制作のリーダーを務めた放送委員会の岡崎祥大さん(法・3年)は「今年は兵庫県の代表を決める選挙。身近なところから政治に参加してほしい」と話した。
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