2016年度の大学入試センター試験が16日と17日の2日間、神戸大を含む全国で実施される。
初日の16日、試験に伴い神戸市交通局は、各キャンパスへ向かうバスを増便させた。大学職員もキャンパス周辺の各所で、試験会場までの道案内をしていた。神戸大周辺に交通の乱れなどはなく、1教科目の地理歴史・公民の試験は、予定通り午前9時30分から始まった。神戸市在住の高校3年の女子生徒は「最後1カ月ほどで追い込みをかけたので全力で頑張りたい」と意気込んだ。
15年度に行われていた旧教育課程履修者への経過措置は、16年度では工業数理基礎を除き、実施されない。大学 入試センターによると、志願者数は56万3768人で前年度比4636人増。高校などを今春卒業する予定の生徒の志願率も、前年度比0.9ポイント増の43.4%となった。また学務部入試課によると、神戸大の試験会場では、地理歴史・公民の志願者が4491人に対し、実際の受験者は3991人で、うち1科目のみ受験したのは3167人だった。
試験関連業務のため、15日午後5時から17日午後7時まで、試験関係者や受験生以外の大学構内への立ち入りが禁止され、15日午後の授業は休講となった。
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